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内閣府が行っている「体力・スポーツに関する世論調査」をもとに、文部科学省が推計している週1回以上運動・スポーツをしている人の割合は2009年で45.3%。この数値は年々増加の一途をたどり、1991年の27.9%に対して20年近くでおよそ1.5倍にのぼっている。

こうしたスポーツ人口の増加に伴い、食品市場では各種サプリメントのほかに、牛乳やガム、カップラーメンなどのジャンルでスポーツ系機能強化食品が続々と登場している。そして、加工肉カテゴリーにも、こうした背景のもと、これまでにはなかった新たな機能性商品が登場した。丸大食品が今年2月に発売した『アクティブソーセージ』だ。

同商品は、BCAA(分岐鎖アミノ酸)が配合されたポーク&チキンソーセージ。BCAAとは、体のタンパク質を増やしたり、運動時のエネルギー源として重要な役割を果たしているとされる成分。ヒトのタンパク質を構成するアミノ酸20種類の中でもBCAAは体内で合成できないため、食事等で摂取する必要があるとされる9種類の必須アミノ酸の中でもバリン、ロイシン、イソロイシンの3種にあたる。スポーツ系サプリメントの中でもBCAAが配合された商品は人気の上位を占めており、スポーツをする人に特に需要が高い。

同商品は、このBCAAを1本60グラムあたり1400mg含む。10℃以下で保存ができ、賞味期限は40日間。運動の前後に食することで、タンパク質とアミノ酸を手軽に美味しく摂取できる。

ほか、1986年から現在までJOC(日本オリンピック委員会)オフィシャルパートナーとして、日本代表選手団をハム・ソーセージなどの商品で応援している丸大食品。2020年の東京オリンピック開催も決まり、スポーツ熱はますます高まっていくことが予想されることから、同社では、今後も食品を通じたスポーツ振興に貢献していく方針を明らかにしている。 そこで、同社では「部活弁当にアクティブソーセージ」をキーメッセージとした、「丸大食品 部活応援宣言!! アクティブソーセージ合計10,000本サンプリングキャンペーン」を6月2日から実施。オリンピックなどの大きな舞台を目指す若者たちや、部活動をしている学生らを応援するべく、同商品を学生チーム限定で合計1万本を無料配布する。なお、同社では同キャンペーンの特設ページも開設している。

(神野恵美)