甲子園のエコな取り組みを紹介

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帝人(大阪市)は、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)を運営する阪神電気鉄道(大阪市)と、甲子園球場エコスポンサー契約を締結と2014年5月19日に発表した。

ビールのプラスチックカップリサイクルをさらに推進

帝人と阪神甲子園球場はすでに、ゴミの削減と資源の再利用を目的とする「阪神甲子園球場プラスチックカップリサイクル」を展開している。エコスポンサー契約は、帝人が同サイクルをはじめとする甲子園の環境に配慮した様々な取り組みに全面的に賛同し締結に至ったという。今後、帝人は同リサイクルをより一層推進するとともに「環境に配慮した球場」に向けた取り組みを応援する。

「阪神甲子園球場プラスチックカップリサイクル」は、球場で販売する生ビールに使用されるポリエステル製のプラスチックカップを球場内で回収し、帝人がポリエステル繊維として再生する取り組み。ほかに、太陽光パネルの設置や蔦(ツタ)による壁面緑化、雨水・井戸水の利用など、様々な取り組みを展開している。

阪神電鉄は、甲子園球場の内外や車両・駅に掲示する看板やポスター、ホームページなどに、エコスポンサーとして帝人の社名やロゴを表示するほか、「プラスチックカップリサイクル」をさらに推進するため、回収したプラスチックカップを使用したキャンペーングッズなどの共同企画を行う。