クリスティン・チェノウェス

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『Glee/グリー』のエイプリル役で知られるクリスティン・チェノウェスが、約10年間、健康上の問題で苦しんでいることを明らかにした。

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米E!Onlineによれば、クリスティンはおよそ10年前に成人喘息と診断され、その持病が仕事に影響を与えてきたことを明かしているという。昨年、自身のTwitterでメニエール病に苦しんでいることを公表していたクリスティンは「私のことを知っている人たちや、ファンは内耳の病気(メニエール病)や首の症状のことを知っているけど「思い切って喘息のことも話したほうがいいのかしら?」って悩んだわ」と語っている。

クリスティンは、これまで喘息と闘いながら女優としてのキャリアを築いてきたことなどから、米国喘息・アレルギー協会の代表に選ばれており、「米国喘息・アレルギー協会と共に活動できることを光栄に思っているわ。一番の目的は、喘息について知ってもらうこと」とコメント。さらには、アメリカでおよそ2,500万人が喘息に苦しんでいることを知ってもらうことに加え、(服用回数のわかる)カウンター付き吸入器に切り替えることをすすめている。

クリスティンに喘息の症状が出始めたのは、2001年のアメリカ同時多発テロ事件の直後のこと。当時NYで活動しており、因果関係ははっきりしていないが、彼女の医師からはテロ事件以降、NYで喘息を発症する患者が増えていると知らされたという。

『Glee』やブロードウェイのミュージカルなどで披露しているパワフルな歌声は、とても喘息を患っているようには見えないが、クリスティンは家族や仕事仲間、友だちのサポートに支えられていると語っている。さらに、ミュージカルの仕事を続けるために"息切れ""ゼーゼー息""咳"といった喘息の発作が起きるサインに気を配り、カウンター付き吸入器にすることで薬を切らさないようにしていることも明かしている。

クリスティンは『Glee/グリー』第100話の記念エピソードにも出演することが明らかになっている。アメリカで3月18日(火)と25日(火)の2回にわたり放送される予定だ。(海外ドラマNAVI)

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