東京大学は18日、大学のオンライン講義を無償で受講できる事業活動を行う米NPO「edX」(エデックス)と、大規模公開オンライン講座「MOOC:Massive Open Online Course」配信に関する協定を締結したと発表した。

東大ではこれまで、Coursera(コーセラ)社のプラットフォームで、英語でのMOOC配信の実証実験を行ってきたが、今回、ハーバード大学やスタンフォード大学、プリンストン大学などが参入している、MOOCへの参加を決定した。

配信を予定している講座は、ハーバード大学やMITと協力している近現代の日本に関する連携講座シリーズ「ビジュアライジング・ジャパン(Visualizing Japan)」で、2014年秋から配信開始となる予定。関連した試行的実践として、オンライン講座と対面授業を組み合わせる「反転授業 (Flipped Classroom)」も行う。これにより、東大でのグローバル人材教育の充実に資するとしている。


edXの東大ページ

発表資料
URL:http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_260218_j.html

edXの東大ページ
URL:https://www.edx.org/school/utokyox
2014/02/19