「100Vくらい期待したい」と語った井上真央、濱田岳、染谷将太

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 人気アイドルグループV6の岡田准一と女優の井上真央らが16日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで映画『永遠の0』大ヒット舞台あいさつを行った。昨年12月21日の公開初日から今月15日までの興行収入は46億円を突破。ランキングでは4週連続トップのV4を達成し、岡田が自身のグループ名にかけて「V6やそれ以上の大ヒットをしていけたら」と喜びを語ると、井上も「V6の岡田さんが見たいし、100Vくらい期待したい」とノリノリだった。(数字は配給調べ)

 岡田と井上のほかに、濱田岳、染谷将太、田中泯、吹石一恵、山崎貴監督が登壇し、口々に喜びや感謝を伝えた舞台あいさつ。今だから話せるエピソードの話題になり、岡田は妻を演じた井上へ「全然口をきいてくれなかった」と“塩対応”だったことを振り返ると、井上は「お互い様で、岡田さんもすぐどこかへ行ってしまって。宣伝でようやく話せるようになりましたね」と反撃。

 さらに、岡田が井上に「いつも僕の顔を見ると変なものを見ているかのようにニヤニヤしているのはなぜ?」と普段から思っていた疑問をぶつけると、井上は「今日もかっこいいなと思って」と笑いをこらえながらコメント。岡田が「適当なことを言っていますよね?」と詰め寄ると井上は「ごめんなさい」とあっさりと白旗をあげて、会場を爆笑の渦に巻き込んでいた。

 また、岡田演じる宮部の部下で零戦搭乗員を演じた濱田は、岡田の熱のこもった撮影エピソードを披露。岡田が胸ぐらをつかんで命の大切さを諭すシーンで、濱田は「ホテルに戻って胸が痛いと思って見たら、つかまれた衝撃であざができていました」と岡田の熱演を振り返りつつ、「すごいシーンだったと思う反面、もう怒られるのは嫌だと思いました」と冗談めかして笑いを誘った。

 同作は百田尚樹のベストセラー小説を、『ALWAYS』シリーズなどの山崎貴監督が映画化した戦争ドラマ。太平洋戦争下、“海軍一の臆病者”と呼ばれながらも特攻隊員の道を選んだ宮部久蔵(岡田)に秘められた真実と壮大な愛を、現代に生きる宮部の孫(三浦春馬)がひもといていく。(中村好伸)

映画『永遠の0』は全国公開中