「終わりから始まるものがたり−25の問いと100冊の本−」

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世界の終わりを想像したことがありますか――。千代田区立日比谷図書文化館(東京都千代田区)では2013年8月15日から、体験型展覧会「終わりから始まるものがたり−25の問いと100冊の本−」が始まりました。

図書館司書が選んだ100冊の本をヒントに「問い」を巡る

同展は、2012年春に日本科学未来館(東京都江東区)で開催され話題になった企画展「世界の終わりのものがたり〜もはや逃れられない73の問い」を元に再構成したもの。会場に一歩足を踏み入れると、「世界の終わりを想像したことがありますか?」「生きているあいだにやってみたいことは何ですか?」といった「問い」が次々に現れます。来場者は、回答の手がかりとなる示唆や、図書館司書が選んだ100冊の「本」をヒントに、自分の胸に問いかけたり、一緒に訪れた友人と話し合ったりしながら、自分なりの「終わりから始まる新たな希望のものがたり」を探っていきます。

メイン会場となる特別展示室のほか、館内各フロアでも連動企画が展開されます。また、「100年後の図書館はどうなっているでしょうか?」など、本にまつわる問いかけへの答えを書き込める特設サイトもオープンしているので、展覧会に行く前、行った後にのぞいてみては。

8月15日から10月14日まで(8月19日、9月16日は休館)の開催となり、平日は10時〜20時、土曜日は10時〜19時、日曜・祝日は10時〜17時(入室は閉場30分前まで)。特別展示室の観覧料は一般300円、大学・高校生200円(千代田区民・中学生以下、障がい者手帳を持つ人、および付き添い1人は無料)。その他詳細は特設サイトで。