いくら温厚なヒューでも怒ると怖い/写真:SPLASH/アフロ

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人柄の良さではハリウッドナンバー1と言っても過言ではないヒュー・ジャックマンだが、消えることのないゲイ疑惑にはいらだちを隠せないようだ。

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ヒューは、テレビの初仕事だった「コレリ」でオーストラリア人女優で大先輩のデボラ=リー・ファーネスと出会い、1996年4月に結婚。イケメンで物腰の柔らかいヒューが、美女とはいえない13歳も年上の女性と結婚し、幸せな生活が続いている現実をメディアが許すはずがない。さらにふたりの養子がいるヒューは、デボラが2度の流産という、つらい経験をした後に養子縁組をしたことを告白しているが、それでもゲイ疑惑は今も消えることがない。

デボラと一緒に出演した米CBSテレビ「60 Minutes」のインタビューでヒューは、「同性愛者だと言われても、僕は興味がないんで別に気になんかしてないよ。でもデボラにとっては、すごいストレスなんだ。もちろん、キャリアがある程度のステイタスに達したからこういう噂も出続けるんだろうけどね。自分には問題ないけど、家族に不快な思いをさせられることは許せないんだ」と語っている。

何かに対してあまり怒りを覚えないというヒューだが、「僕も昔は、かんしゃく持ちだったんだ。DNAに刻まれているんだよね。そういう感情を抑えるためにはある種の訓練が必要だけど、僕が演じている『X-メン』とか『ウルヴァリン』は10の感情のうち9が怒りだから、彼らを演じることで、僕自身が持っている怒りをコントロールするいいセラピーになっていると思う」とMen's Health誌に語っており、いくら温厚でも、家族に被害が及ぶと血が騒ぐようだ。【NY在住/JUNKO】