2013年夏セールは時期集中 6月末から本格スタート

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 2013年夏のバーゲンセールが、6月28日から多くの商業施設や百貨店で開始される。セール時期の見直しから日程が分散化した前年夏とは異なり、今年は開始時期が集中。また、エリアごとに各施設でスタート日を合わせる取り組みも増えている。

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 28日からバーゲンセールを開始する商業施設は、六本木エリアの東京ミッドタウンと六本木ヒルズ、昨年開業した東急プラザ表参道原宿や東京ソラマチ、今月オープンしたばかりのマークイズみなとみらい、マルイ、ららぽーと、ラゾーナ川崎などで、百貨店ではそごう・西武、大丸・松坂屋、阪急・阪神、高島屋、松屋、小田急、京王、近鉄も同日からスタート。前年夏は、三越伊勢丹が実施したセール時期を約半月遅らせる取り組みに賛同する施設も少なくなかったが、今夏は多くの百貨店がセールの開始時期を以前の7月1日前後に戻した。また今年は7月1日が月曜日ということもあり、週末の集客を見込んで金曜日の28日を初日に設定するケースが多いようだ。なお、三越伊勢丹は7月17日のスタートを予定している。

 近年ではバーゲンセールの時期をエリアごとに揃える取り組みが目立ち、丸の内エリアでは、丸ビルや新丸ビルのほか、丸の内や有楽町の一部店舗が7月1日から「丸の内サマーセール」を開始。さらに複数の施設が合同でバーゲンセールを行うエリアもあり、お台場エリア4施設による「オダイバーゲン」(6月29日〜)やみなとみらいエリア5施設による「みなとみらい SUMMER BARGAIN」(6月28日〜)は、エリア内の集客力を高めるため、各施設のバーゲン広告とは別に合同デザインによる広告を駅や電車内で展開している。
 

■2013年春夏のセール情報
 http://www.fashionsnap.com/sale/2013ss/