「広州ライティングフェア2013」中国・広州にて開催

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アジア最大規模、そして世界第2位の規模を誇る照明、およびLED産業関連の国際見本市「Guangzhou International Lighting Exhibition 2013」(広州ライティングフェア/主催:メッセフランクフルト香港)が、6月9日(日)〜12日(水)の4日間、中国・広州の中国輸出入商品交易会展示館にて開催された。
同展は1996年にスタートし、2004年からメッセフランクフルト香港が運営に関わってから急速に規模の拡大、および国際化が進むアジア最大の照明関連見本市で、今年も29カ国から約2800社が出展、世界中から11万名以上が来場するなど大規模での開催となった。特に近年は、LED照明市場の急速な拡大があり、参入障壁の比較的低いこのLED照明市場への新規参入も多く、LED専用の展示エリアが設定されるなど規模拡大のスピードは拡大している。会場内は、そうした市場状況を反映してLED関連の最終商品から関連部材まで、LEDに関するありとあらゆるものが展示される、非常に派手なものとなった。日本からも日亜化学工業、パナソニック、シチズン電子、コニカミノルタなどが出展、LED関連部材を中心に訴求した。
またセミナーも多数行われ、日本からは(社)日本照明工業会(JLMA)の泥専務理事による特別セミナー「日本の照明業界の動向」が会場内で行われた。セミナーで泥専務理事はLED照明の普及率で先行している日本のLED照明市場の現状や課題、法規制、新技術などについて中国の照明業界関係者に解説した。

なお中国、および世界のLED照明市場の拡大を受け、メッセフランクフルト香港では、新たなライティングフェアとして、2014年9月3日〜5日に上海でも同様のライティングフェアを開催すると発表した。