台湾の議員団体、スーチー氏に訪問要請へ

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(台北 20日 中央社)台北で19日、「台湾・ミャンマー国会議員友好協会」の発足式が行われ、同会の発起人でもある陳欧珀会長(民進党)が6月にミャンマーを訪れ、同国最大野党「国民民主連盟」(NLD)党首のアウンサンスーチー氏(67)に台湾への訪問要請を行うと明らかにした。

「台湾・ミャンマー国会議員友好協会」のほか、台北市に本部を置く政治団体「世界自由民主連盟」総会も今年1月、スーチー氏を台湾に招待する考えを示している。

ビルマ(1989年から「ミャンマー」に)が1950年に「中華人民共和国」と国交を結んでいることから、公的往来のほとんどない中華民国(台湾)とミャンマーだが、2011年のテインセン政権発足を機に、経済を柱とした交流が行われるようになっており、台湾とミャンマーを結ぶ定期路線の便数も従来の週3便から現在は週8便へと増加している。

写真=今月17日、東京都内の日本記者クラブで会見を開くスーチー氏

(編集:羅友辰)