シャッターチャンスを逃さない

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富士フイルムは2013年2月16日、コンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X100S」を発売する。価格はオープンだが、想定実売価格は13万円前後とみられる。

従来比2倍以上の高速処理誇る画像処理エンジン

「X100」の後継機種となる「X100S」は、新開発のAPS-Cサイズ「X-Trans CMOS II」センサー(1630万画素、ローパスフィルターレス)と、従来比2倍以上の高速処理を誇る画像処理エンジン「EXRプロセッサーII」を搭載し、従来比約25%解像力が向上しており、「フルサイズセンサー搭載機に匹敵する高い解像感を実現した」という。

また、独自の撮像面位相差AF(オートフォーカス)により、0.08秒の高速AFを達成しているだけでなく、従来比2倍以上の処理速度を持つ新開発の「EXRプロセッサーII」により、撮影時のレスポンスの高速化を図った。

このほか、左右にずれた像を一致させることでピントを合わせる「デジタルスプリットイメージ」や、さまざまな撮影情報をデジタル表示する独自の光学ファインダー(OVF)と、高精細236万ドットの電子ビューファインダー(EVF)を自在に切り替えて使える「ハイブリッドビューファインダー」などを搭載する。

サイズは幅126.5×高さ74.4×奥行き53.9ミリで、重量は約445グラム。