『ラクレット&フォンデュセット』(貝印)。最大4種類の異なるチーズを同時に溶かすことができる。

写真拡大

チーズ料理のラクレットやフォンデュを知ってますか。日本で近年流行のきざしを見せているヨーロッパの料理だそうだ。簡単に言うとチーズを溶かしていろんな食材にかけたり(ラクレット)、からめたり(フォンデュ)して食べる料理。聞いてみると何だか美味しそうで食べてみたくなる。で、今回はそれが簡単に自分でつくれるアイテムがあるというので紹介したい。

『ラクレット&フォンデュセット』(貝印)。というそのままズバリのネーミング製品で、3000個限定発売。台と鉄板、キャンドル、フォーク、ヘラ、磁器製の器のセットで、最大4種類の違うチーズを一度につくることができるという。鉄板には持ち手がついており、溶かしたチーズを簡単に皿の食材にかけられる。磁器製の器には仕切りがあり、これによって最大4種類の異なるチーズを同時に溶かすことができるわけ。

ところで、ラクレットやフォンデュを卓上でつくる製品ってほかにもあると思うが今回の製品の特徴は。
「フォンデュセットは数年前からありましたが、昨年から今年にかけてラクレットにも対応した製品が他社からも販売されています。当社製品の特徴としては、片方でラクレット、片方でフォンデュが出来る両用使いの部分だと言えます」(貝印)
やっぱり鉄板が2つあって仕切りのある器か2個あるのが何と言ってもメリットなわけだ。

で、肝心なのはこれで具体的にどんな料理をつくるか。幸い、レシピ本が付属している。その中でお勧めの料理は何か。
「掲載されているのは、全10レシピ(ラクレット使用方法1、フォンデュ9)です。その中で、梅わさびフォンデュ……豆腐や鶏のささみなど淡白な食材に良く合うヘルシーフォンデュ。
豆腐ごまフォンデュ…豆腐とゴマだれをミックスしたクリーミーな和風フォンデュがお勧めです」(同)

最後に気になるのは3000個限定ということ。全国の量販店、ホームセンター、専門店などで発売だそうだが、万が一売切れてしまった場合、貝印さんのほうで代わりの類似品はあるのか。
「残念ながらラクレットもできる商品は他にはありません。フォンデュだけでしたら、『電気フォンデュ』があります」

卓上で、しかもキャンドルの火でチーズを溶かして食べる。想像しただけでもなかなかムードがあって美味しそう。何だかチーズ料理をつくってみたくなった。
(羽石竜示)