彼氏とケンカ別れになる前に…恋人と幸せになるイライラ体質改善法 | 恋愛ユニバーシティ

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許せないのは “正しい大人”だから

“何故彼は時間を守れないんだろう?”“この人のデスクどうしてこんなに汚いの?信じられない”など、“許せないこと”の多い女性がいます。このタイプは恋愛においても好きになれる男性がほとんどいないので、なかなか恋愛に発展しにくいです。

また、もし男性と付き合ったとしても、相手の許せないところばかりに目がいき、それを指摘したり、あるいはそれを我慢して不機嫌になったりします。その結果、お互いの関係が悪化し、彼との別れに繋がりやすいのです。

そもそもこのタイプはなぜ、人の欠点ばかり、気になってしまうのでしょうか?

幼少期から成人するまでの間、ほとんどの人は両親から“正しい大人”になるための教育を受けています。その内容は“笑顔で挨拶をする”“箸をきちんと持ってきれいに食事をする”“時間を守る”“家に帰ったら手を洗ってすぐに着替える”などさまざまですが、この時期に、世の中には正しいことと間違っていることがある、ということを教えられるわけです。その教育が厳しければ厳しかった人ほど品行方正になり、それができていない人の欠点ばかりに目がいってしまうのです。また、今の地位を一生懸命努力して勝ち取った優等生も、このような性格になりがちです。

品行方正なことはもちろん素晴らしいことですが、恋愛においては、欠点を気にしないという“あそび”の部分があったほうが確実にうまくいきます。相手に許せないことが多い人は、恋愛においても人間関係においても孤独でしょう。その性格を改善するため、次のCHECKを参考にして、実践していきましょう。

CHECK! もうイライラしない!相手の欠点が気にならなくなる方法


1.自分がすべて正しいわけではないことを知る
今、自分が正しいと思っている事柄のほとんどは、両親から教わってきた教育であったり、たまたま上手くいっているだけのことだったりします。これに他人との相違やずれが生じるのは当たり前。自分の考え方は他人の考え方と異なるということを前提に考え、自分が絶対に正しいと思わないようにすることが大切です。この世界が“正しいこと”と“正しくないこと”だけで成り立っているわけではないことに気づくだけで、ずいぶんこの性格は改善されます。世の中のかなり多くの部分は、“どちらでも良いこと”だと気づきましょう。



2.おおらかな友達とできるだけ一緒に過ごす
細かいことを気にしない、おおらかな友達とできるだけ接するように心掛けましょう。そのタイプは大抵、人の欠点がまったく気にならないので、長い時間一緒にいればいるほど、その考え方に影響され、だんだんと心が広くなっていくことでしょう。



3.許せないと思う人の価値観を体験してみる
“時間を守らない人が嫌”と思っているのなら、その人に会う時、自分も待ち合わせに5分ぐらい遅刻してみる。“浪費癖が嫌”と思っているなら、浪費癖の男性と一緒にいるときは少しだけ勢いで何かを買ってみる。このように相手に合わせて、自分が普段嫌悪していることを真似してみましょう。

それだけでなく、その人と一緒にいるときは、その人の価値観に従って行動するのです。まるで、未開の地の小さな村に体験で泊まる番組のように、何から何まで相手から学び、真似てみてください。その時、何が楽しいのか、どこが得なのかだけに心をフォーカスすることが大切です。自分の我を捨て、好奇心を持ってこれをします。最初のうちは抵抗がある人もいるでしょう。しかしその抵抗こそが、恋愛や人間関係の問題を作っていると知りましょう。上記「1.自分がすべて正しいわけではないことを知る」の考えを頭に浮かべながら、できる範囲でそのように行動してみてください。徐々に相手の価値観が体に入ってきて、自分の価値観が絶対という意識は薄れてくるはずです。誰に対してもこれを実践出来れば、誰からも好かれる人になるでしょう。



自分がすべて正しいと思わず、心を広く持つことで、恋愛をはじめ人間関係も円滑になることでしょう。


恋の教訓

自分が正しいと思って
相手の欠点ばかりを見てしまうと
上手くいくはずの恋を逃してしまう

【プロフィール】ぐっどうぃる博士恋愛カウンセラー
理学博士(生命科学専攻)。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』主催。音声で恋愛を学べるiPhoneアプリ『ぐっどうぃる博士の音ライブラリー』や携帯公式コンテンツ「恋が叶う99のルール」もある。現在、テレビ、ラジオ、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。著書に『恋愛マトリックス』(ソフトバンククリエイティブ)、「恋で泣かない女になる61のルール」(講談社)などがある。
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