「決めつけ」や「逃げ」、「威圧」などは、組織で起こりやすいパターンです。

これらのパターンにはまらないように注意して、コミュニケーション不全を回避したいものです。

小島 : はい。

それでも、人生には人間関係やそれぞれの環境において、予期せぬ出来事が生じます。

その時に、どうやってポジティブな発想に切り換えていけるかがポイントなのです。

鈴木 : ネガティブな出来事を学習の機会として捉えるというのは、仕事や人づきあいなどあらゆることを進めていく上で大切な姿勢ですよね。

小島 : そうですね。

カッコいい大人、上等な大人はこれができています。

常にオープンマインドでフェアで誠実で楽観的です。

私は、人は成人する(30歳になるまで)は、とにかく遠慮することなく、上等な大人と接する機会をどんどん増やして、その大人たちからいろいろなことをどんどん吸収してほしいと思っています。

この考え方は、常日頃から私が教え子たちに伝えていることです。

素晴らしいことを教えてくれる大人は周りにもいるはずです。

そういう大人と会う機会を増やし、たくさん学習してほしいと思います。

決して、ちゃっかりしたズルい大人の真似だけはしてほしくない。

上等な大人を見習うなかで、自分自身も上等な大人を目指してほしいのです。

鈴木 : 同感です。

とっくに成人した私ですが(笑)、今でも上等な大人との出会いを求め続けています。

多くのポジティブな言葉やパワーをもらって自身の明日へとつなげていきたいという思いは、人生に一種のハリを与えてくれますよね。

小島 : そう思います。

私も明日は、上等なカッコいい大人とランチ会食の予定です(笑)。

鈴木 : いいですね。

素敵なランチタイムのひとときをお過ごしください。

小島先生、今日はお忙しい中ありがとうございました。

小島 : ありがとうございました。