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洗練されたスタイルでセレブを中心に圧倒的人気を誇るマレーシア出身の人気シューズデザイナー、ジミー・チュウ(Jimmy Choo)が、新作コレクションで米国モダンアート界を代表する有名アーティストとタッグを組むことが明らかになった。

今回チュウがコラボレーションの相手に選んだのはニューヨークを拠点に活躍するヴィジュアル・アーティストのロブ・プルイット(Rob Pruitt)で、2人が共同でデザインを手がけたシューズやバッグをはじめとするレザー小物は、ジミー・チュウ2003年クルーズ・コレクションの一環としてお披露目された後、11月から同ブランドの各店舗にお目見えする予定となっている。
同ブランドのクリエイティヴ・ディレクターを務めるサンドラ・チョイ(Sandra Choi)とサイモン・ホロウェイ(Simon Holloway)は今回の画期的試みについて、「プルイットのPCモニターを使った色彩あふれるアートや、彼のプリントと素材がもつ華やかなエネルギーに惚れ込みました。彼のアート作品にはさりげないディテールが詰まっているという点で、ジミー・チュウのデザインの神髄と重なる部分があるように思いますし、ジミー・チュウのグラマラスなデザインにロブ・プルイット独自のヒネリを加えることで、真にユニークで美しいコラボレーションが生まれるのではないかと思ったのです」とファッション情報サイトWWDに語った。

ライティングを巧みに駆使したアートを得意とするプルイットは、光の中でキラキラと輝くパンダやクロムめっきを施した金属素材で作ったアンディ・ウォーホール(Andy Warhol)の彫像など数々の代表作で世界的に知られている。現段階で今回のコラボレーションがどのようなデザインを生み出したのかは定かでないが、グリッターを多用したアイテムが中心となると見られている。