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天然由来の原料を使用した自然化粧品や自然療治薬の熱烈な支持者として知られる米女優グウィネス・パルトロウ(Gwyneth Paltrow)。現在英国ロンドンと米国の住まいを行き来する生活を送る彼女は、第2の故郷イギリスでもお気に入りのコスメ探しに没頭していると言う。

「今では1年の大半をイギリスで過ごしているわけだけれど、私にとってはいまだに毎日が新たな発見の連続なの。イギリスの人たちにとっては当たり前で驚きもしないようなことに、ほぼ毎日のように感動させられているわ。中でもいい例が昔ながらの薬局。バラエティ豊富でビックリするほど安い品々が満載の上に、ほとんどのアイテムがイギリス以外では手に入らないものなの」と」と自身が手がけるGOOPニュースレターにつづったグウィネスは、そんな英国限定アイテムの中から特にお気に入りの商品について詳しく説明する。

「ヴァセリンのリップクリームは世界中どこででも見かける定番商品だけれど、イギリスではミニサイズの缶に入って売られていて、標準タイプを筆頭にアロエエキスやローズとアーモンドオイルが入ったもの、ココアバター入りなど種類も豊富なの。ハンドバッグやトートバッグに入れて持ち歩くのにちょうどいい大きさで、すごく重宝しているわ。それから20世紀初頭にエドワード・バッハ(Edward Bach)というお医者様が多くの病の原因となるネガティヴな感情を取り除く効果があるとされる植物を原料にした治療薬を開発したんだけれど、ストレス改善効果のある“バッハのレスキュー・レメディ・フォー・ストレス”(Bach’s Rescue Remedy for Stress)をはじめとする自然治療薬シリーズも、イギリスでは簡単に手に入るの。突然のウツ状態にはマスタード、イライラにはチコリ、恐怖心を抑えるにはミムルス(モンキーフラワー)といった具合に、それぞれの症状に合わせてハーブなどを調合したもので、私も子供たちが思わぬケガをした時や、気分が落ち込んでしまうようなハードな日に備えて常に何種類か持ち歩くようにしているのよ」


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