ザック・ポーゼンが初となる待望のサングラス・コレクションを発表！
デビューコレクションを手掛けるにあたりポーゼンがパートナーに選んだのは、フレームはすべてハンドメイドというクオリティの高さで評判のアイウェア・ブランド、イレステーバ（Illesteva）で、同ブランドにとって特定のデザイナーズブランドとタッグを組むのは初めての試みとなる。「ブランドをより幅広く展開していく過程で、アパレルラインがもつ華やかさとアティテュードをそのままに、今度はサングラスという新たなアイテムに挑戦してみたかった」とWWDに語ったポーゼンは、イレステーバとのコラボレーションについて「比較的小規模のメーカーと組むことで、今後アイウェアを展開していく上で大切な開発の第1段階にじっくり取り組むことが出来るんじゃないかと思った」と明かしている。
2009年にダニエル・シルバーマン（Daniel Silberman）とジャス・スキー（Jus Ske）の2人が立ち上げたイレステーバは、レディ・ガガ（Lady Gaga）やケイト・モス（Kate Moss）などといったトップスターらが愛用していることでも注目を集めているが、ブランドを率いる2人が何よりも誇りにしているのは、その品質の高さだと言う。ジャスとポーゼンが以前から親しい友人だったこともあり、昨年にはザック・ポーゼンのファッションショーでイレステーバのサングラスがフィーチャーされていた。「ザックとはトライベッカやソーホーでよく一緒につるんでいた昔からの友人なんだ。彼は有名になる以前から、往年の映画をほうふつとさせるような、レトロですごくクールなスタイルを持っていたよ」と米Interview誌に語ったジャスは、パリのとあるパーティ会場で偶然出くわし会話を弾ませるうち、今回のコラボレーションにつながるアイデアが生まれたのだと明かす。一方相方であるダニエルは、「仮装パーティだったから、みんな何らかのマスクを着けていたんだけど、その中で僕とジャスだけはマスクの代わりに僕たちの作ったサングラスをかけていたんだ。それを見たザックにアイデアが浮かんだみたいで、それからすぐにニューヨークでミーティングをして、コレクションの実現に向け具体的に話を詰めていったというわけさ」とその経緯について語った。
