TVアニメ『Fate/Zero』、OP曲発売記念で梶浦由記とKalafinaのコメント紹介

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2011年10月1日よりTOKYO MXほかにて放送され、2012年4月よりついに2ndシーズンがスタートしたTVアニメ『Fate/Zero (フェイトゼロ)』。

そのオープニングテーマ「to the beginning」が4月18日に発売されたのを記念して、梶浦由記とKalafinaから寄せられたメッセージを紹介しよう。

■梶浦由記待ちに待った「Fate/Zero」2ndシーズンのオープニングを飾らせて頂く、Kalafinaの「to the beginning」。

試行錯誤の結果作り上げたこの曲が、様々な登場人物の運命が大きく揺れ動いて行く、これからのドラマに寄り添えるものである事をただ祈るばかりです。

カップリング曲の「満天」は、BGMとして書かせて頂いた「let the stars fall down」をモチーフに、どうせなら今回のシングル一枚をこの世界で染め上げたいと、こちらも「Fate/Zero」をイメージした歌詞を乗せてみました。

合わせてお楽しみ頂けましたら幸いです。

■Kalafina・Wakana「to the beginning」は一人一人の役割がとてもハッキリと聞こえる曲です。

躍動感のあるメロディーの中で伝えたかった、儚さや尊さ。

そんな繊細な部分も、皆さんに届いていたら嬉しいです。

カップリング曲の「満天」は、とても優しく、とても力強い曲です。

真正面から現実を受け止めていく強さと、諦めにも似た潔さを、私はこの曲の中に感じたので、潔く花開き散る感情を表現したつもりです。

燃え尽きる寸前に一番輝くとされる星たちのように、優しく激しいその感情を、じっくりと聴いて頂きたいです。

今回は「Fate/Zero」という素晴らしい作品に関われることに感謝しています。

私たちKalafinaも皆様の心に響くような音楽を届けられることを願っています。

■Kalafina・Keikoまず、「to the beginning」はあらためて私たち3人がKalafinaとして集まった意味を感じるような、声の役割がはっきりでた一曲になりました。

逆にその違う声のコーラスワークを楽しんでいただけるのが、カップリング曲の「満天」でもあります。

歌詞の言葉一つ一つが美しくも切なくて、大切に歌いました。

二曲ともたくさんの方に聴いてもらえたら嬉しいです。

「Fate/Zero」も2ndシーズンがスタートして、のっけから激しいバトルシーンに瞬きをするのも惜しいぐらい楽しく観せていただいています。

ストーリー展開も核心に迫って来ていて、私も皆さん同様、楽しませて頂いています。

■Kalafina・Hikaru「to the beginning」は、疾走感のある楽曲にメロディアスな旋律をのせ、ヴォーカル3人それぞれの持ち味を出しながらKalafinaの楽曲に欠かせないコーラスワークも奏でた1曲になりました。

梶浦さんが「Fate/Zero」を想って作られた曲なので、歌う時に見える景色が鮮明で、個人的には、歌詞の中にある「もう誰も泣かない世界の為に」と「奇麗な月の光」の箇所は特に「Fate/Zero」の世界観との繋がりを感じています。

期間生産限定盤(アニメ盤)に付属するDVDでは、Kalafinaとアニメーション映像とのコラボレーションをさせて頂き、感動と興奮で鳥肌が立ちました。

「Fate/Zero」はストーリーが進んで行けばいくほど世界に入り込んでしまう作品です。

オープニングを歌わせて頂く事が決まってから、1stシーズンを見たり、「Fate/stay night」のDVDを見たり、「Fate/Zero」の原作小説を読んだりして、今は「Fate」の世界にどっぷりハマっているところです。

そんな作品のオープニングを歌わせて頂く事が出来て本当に嬉しいです。

素晴らしいアニメーションと素敵な声優さん方の演技、音楽と共に、オープニングテーマも一緒に楽しんで頂けると嬉しいです。

TVアニメ『Fate/Zero』2ndシーズンのOPテーマ「to the beginning」は、”Fate/Zero Mix ver.”のビデオクリップを収録したDVDが同梱される「期間限定生産盤(アニメ盤)」(価格 / 1,500円)のほか、「to the beginning」のビデオクリップを収録したDVD同梱の「初回生産限定盤A」(価格 / 1,500円)、Blu-rayを同梱した「初回生産限定盤B」(価格 / 1,700円)、CDのみの「通常盤」(価格 / 1,200円)といった4ラインナップとなっている。