「裏切られたとは感じていない。各選手がやれることをやっている」

リーグ前節のパレルモ戦で2−3と敗北を喫したローマ。チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得の可能性が非常に小さくなったローマだが、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督はチームを擁護している。

指揮官は各選手を指さすことはせず、19日に控えるインテルとのコッパ・イタリア準決勝ファーストレグに集中しなければいけないと語った。

「一人の人間の姿勢を変えることはできない。だが、丸くすることはできるんだ。いくらかの改善は見られた。そう言うだけにしておく」

一方、インテルの試合について、モンテッラ監督は次のように話している。

「2チームともリーグ戦やカップ戦(CL)で傷ついている。我々にはCL、インテルには優勝の希望がまだあるけどね。我々はコッパ・イタリアを非常に重視している。9回優勝しているからだ。だが、インテルには重要な価値があり、個が違いとなることは多い。(コッパ・イタリア優勝という)目標を重視している2チームの対戦になるね。レオナルド? 私はすごく評価しているよ。とても良い仕事をしている」

また、モンテッラ監督は自らの今後について、「チェックされている? それはすべての監督がそうさ。ただ、次の監督が年齢を基に選ばれるとは思わない。ハイレベルな監督かどうかで評価されるはずだ。そして私は落ち着いている」と語った。

最後に、ローマという場所で指揮官を務めるプレッシャーについて、モンテッラ監督は次のように述べている。

「私は選手たちのパフォーマンスを伸ばすために正しいと考えることをやらなければならない。周囲が言っていることも聞くが、私の任務は選手たちの特長に応じ、彼らに最大限の力を出させることだ。ドレッシングルームでは私が考えていることを言い、私が考えていることを示している」