イタリアU-21代表のチーロ・フェッラーラ監督は、インテルからチェゼーナへ移籍したDFダヴィデ・サントンの復活を目指している。フェッラーラ監督はA代表のチェーザレ・プランデッリ監督、そして調子を崩しているサントン本人と相談した上で、同選手に対する全面的な信頼を表すために、まず大きなプレゼントをした。
 
「この新しいU-21代表のキャプテンはサントンになる。彼と話したが、とてもモチベーションを感じているよ。最大限の献身ぶりを見せてくれた。すでにフル代表に選ばれたが、我々のところに戻ってきたことを、彼は格下げと感じていない。インテルを離れてチェゼーナへ行ったのも、再生するためなんだ」
 
「彼はいくつかの問題に出会った。たった16歳や17歳で大騒ぎされれば、誰にとっても簡単なことじゃないよ。だが、ダヴィデには素晴らしいポテンシャルがあり、それを引き出すことができるだろう。U-21代表は彼にとって良いショーケースとなるはずだ。彼もそれを理解している」
 
「招集の前にプランデッリ監督と話したが、もちろん我々は一致しているよ。我々はサントンを助けるんだ。もちろん、誰よりも彼自身が自分を助けなければいけないけどね。私の下では右サイドバックとしてプレーする」
 
イングランドと対戦するフェッラーラ監督は、サンプドリアFWフェデリコ・マケダがイタリアへ戻ってきたことについて、次のように話している。
 
「より多くの出場機会を得るためだろう。私が興味あるのは、彼らが試合経験を積むことだ。イタリアだろうが国外だろうが、それは重要ではない。サンプでフェデリコはより多くのチャンスを手にするが、ポストが約束されている選手はいないんだ。」