18日、ジェノアFWジュゼッペ・スクッリのラツィオ移籍が正式に発表された。新たにエディ・レヤ監督のチームへ加わることになったスクッリは、2015年6月までの契約を結んでいる。背番号は77となった。ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は、スクッリ獲得に350万ユーロ(約3億9000万円)を支払うことになる。半分はこの1月に、残りの半分は来夏に支払う予定だ。

スクッリは「ラツィオの選手になることができて、うれしく思っている。明日のローマとのダービー(コッパ・イタリア5回戦)に出場できるかどうかは分からないけど、僕は出たいと思っているよ。これからフォルメッロ(練習場)でトレーニングする」と話している。

一方、ウディネーゼはFWアントニオ・フローロ・フローレスをジェノアへ放出したことを発表した。6月30日までのレンタル移籍。フローロ・フローレスの代理人であるパオロ・パレルモ氏は、正式発表の前に、イタリア『スカイ』のインタビューで、次のように述べていた。

「もう正式決定だ。昨日はジェノアとユヴェントスの一騎打ちがあったけど、選手はジェノアの方を好んだ。プロジェクトが気に入ったんだ。ジェノアは彼に自分が重要な存在だと感じさせたんだよ」

また、ボローニャFWガストン・ラミレスの代理人は『Calciomercatoweb.it』に対し、インテルが同選手に関心を抱いていると明らかにしている。

「両クラブが話したことは確実だ。だが、現時点で具体的なことは何もない。インテルが彼を気に入っているのは、秘密ではないよ。ただ、それはインテルだけじゃない。ボローニャへ移籍する前にも、フィオレンティーナやユヴェントス、ナポリが彼をチェックしていたんだ。今の彼はとてもうまくやっているが、さらにやれるはずだ。まだ若いし、これからだよ」