米国労働省が発表した雇用統計（季節調整済み）によると、2010年12月の米国失業率（軍人除く）は9.4％で、前月から0.4ポイント改善した。失業率の改善は6カ月ぶり。一方、景気との連動性が高い非農業部門の雇用者数（季節調整済み）は、前月に比べて10万3000人増となった。

　民間部門の雇用者数は前月比11万3000人増、政府部門は同1万人減となった。

　産業別に見ると、レジャー関連（前月比4万7000人増）、教育,医療（同4万4000人増）などが増加した。製造業（同1万人増）は増加に転じたが、建設業（同1万6000人減）は2カ月続けて減少した。

11月の完全失業率5.1％で横ばい､有効求人倍率は7カ月連続上昇の0.57倍
求人広告件数 8カ月連続で増加､求人サイトは減少に転じる
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