リーガ対セビージャ戦で怪我から復帰したバルサのチャビ。しかし、彼のアキレス腱は限界に近付いているようだ。スペインの雑誌“Don Balon”によると、チャビはスペイン代表引退も考慮に入れ始めていると言う。

 2008年ユーロ優勝、2010年W杯優勝と代表レベルでは頂点を極めたチャビ。代表とクラブの試合をここ数年間休むことなくこなしてきた。グアルディオラ監督もその状況は理解しており、「チャビには精神面でもフィジカル面でも休みを必要としていた」とストップをかけていた。

 W杯後から引きずっていたアキレス腱の痛みは、無理をすると骨や腱断裂にも及ぶ恐れがあることからチャビの目標は代表で100試合を迎え、代表にピリオドを打つことだと“Don Balon”誌は伝えている。スペイン代表の中盤を支えて来たチャビ。プジョール同様、代表引退がバルサの両選手に近づいていることは間違いなさそうだ。

(スペイン通信)