“くよくよ”を治すための100個の質問

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 仕事で失敗した、人間関係がうまく築けない…人間、失敗はつきものだ。上司に怒られ、自分の不甲斐なさに、くよくよと落ち込んでしまうこともあるだろう。

 しかし、くよくよしていても、事態は何も良くならない。それでも、くよくよしてしまう…。そんなときに手に取って欲しいのが、精神科医である渡辺登さんによって執筆された『くよくよしない100のコツ』(マキノ出版/刊)という本だ。

 患者は症状が安定すると、日常生活での個人的な質問を医師によくするという。経験豊富な医師なら良いアドバイスをくれるだろうと期待してのことだ。そして、医師は生きにくさを感じている患者さんが納得できる結論をアドバイスしていくという。

 本書はそうした経験を元に、職場・家庭・日常生活・自分自身の4つの場面の悩みの質問を100個用意。読み手に答えを考えさせる。

・「陰口をいう同僚 望ましい対処法は?」
・「万引き癖が直らない父 望ましい対処法は?」


 こうした問いにはそれぞれ5つの選択肢が用意されており、その中から読者が選ぶという形だ。もちろん、質問の答えは医学的な内容を交えた、医師のリアルのアドバイスとなっている。

どんな結論を下そうとも、それを最終的に決めるのは自分。
くよくよしてしまっているときは、質問の答えをじっくり考えて読んでいって欲しい。読み終わった時には、フッと心が軽くっているだろう。
(新刊JP編集部/田中規裕)


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