モチベーションを常に高く持つ3つの方法

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 最近、気がつくと一週間が終わっています。月、火曜日は休み明けで低テンション、水曜日から週末の予定に意識が飛び始め、目の前の仕事にどうもやる気がでない。午後はお昼御飯を食べるとひたすら眠い…。こんな風にだらだらと過ごしている間にきっと夏になるのね…早いな〜。

 しかし、のんびりしているうちに時間がどんどん過ぎていってしまったことに気づくとさすがに焦ります。
 どうしたら「やる気」が出て、それを持続させられるのでしょうか?
 「やる気」って自然に出るのを待つしかないのでしょうか?

 今回は、ぐうたらな自分を変えるべく『「やる気」が出るコツ、続くコツ―わかっているけど動けないあなたへ』(和田裕美/著、ダイヤモンド社/刊)から、実践できそうな思考・行動習慣を探してみました。

◇ ◇ ◇

1、動けることから動き出す
 やる気が出るのを待ってから動くのでなく、「動くからやる気が出る」と考えます。「やろう」と思ったら、とにかくすぐ動くことが大事。片づけ、ご飯を作る、散歩に行く、など何でもよし。その一歩が、やる気のスイッチになります。とりあえず机の片づけから始める、くらいならできそうです。

2、わくわくしたら、3時間以内に動く
 モチベーションが高いうちに行動することで、諦めてしまうことを防ぎます。何か新しいことにチャレンジしようと思ってわくわくしても、しばらくするといろんなことを考えて不安になってしまうことがあります。せっかく「やる気」が出たのに、しぼんでしまったらもったいない。一番わくわくしているときに行動に移すのが絶好のタイミングなのです。

3、成功、失敗の判断を急がない
 何かに挑戦してみて、良い結果が出ないからと言って、それを失敗と決めつける必要はありません。長い目で見たら成長過程のワンステップになります。失敗したと思っても落ち込まずに、次のチャンスに挑んでいくべきです。

 自分の考え方次第で「やる気」は出るもの。「やる気」を上手に引き出して、能動的に動けるようになればもっと毎日を楽しむことができ、能力・モチベーションともに上がるはずです。限られた時間をどう使うかは自分次第ということですね。

 本書には日常でやる気を出すための、さらに具体的な方法も掲載しています。「冷蔵庫には好物を入れておく」「自分をほめる」など、どれも著者の和田裕美さんが実際に実践しているもの。参考にしてみるとよいかもしれません。
(新刊JP編集部/川口絵里子)

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