クレジットカードは、現金を持たずに買い物し、支払いは少し先に伸ばされます。
したがって、カードを使った額がいつ自分の口座から引き落とされいるかわかりにくくなっています。

だからこそ、カードの引き落とし金額をチェックしないと、危険です。
皆さんは、クレジットカードの明細と金額をしっかり毎月確認していますか?

■明細をしっかりチェック!
まず、基本となるのが、クレジットカードの明細をしっかり確認することです。

クレジットカードは、使えば使うほど明細は複雑になり、確認は面倒になります。更にクレジットカード業界の競争激化の影響で複数のカードを所有している人が多く、複数のカードの利用額の確認と把握はますます面倒になりますよね。

日本の場合、カードの決済は銀行口座での自動引き落としという、ある意味事業者に有利な制度になっています。そのため不正請求や間違えに気がついた時は既にお金が引き落とされているケースも多いのです。引き落とし前に不正請求に気が付き、カード会社にクレームをつけても、請求が上がったものは、そのまま引き落とすというカード会社もあります。

■100万円と1円の不正請求
一度お金が引き落とされてしまうと、責任の所在がはっきりせずに、うやむやにされてしまったり、返金までに手間と時間がかかったりします。そのため小額であれば、面倒になってあきらめてしまうケースにもなりかねません。

100万円の不正請求であれば徹底的に追求するでしょうが、1円の不正請求であれば、あなたはどう対応しますか? 
犯罪者は、100万円を一人からだまし取ることも、1円を100万人からだましとるころもできるのです。

iTune Storeの問題 はひとつの良い例です。販売会社から不正な購入だったのかどうかを簡単には判断はできないですし、極端にいえばクレジットカード会社も善意の第三者を語れるわけです。

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