元ミランで現在パルマに所属するFWエルナン・クレスポが、22日の記者会見で10年前のことを振り返った。ミランとパルマは24日、セリエA第30節で対戦。クレスポは以前にパルマに所属していたときにも、ミラン相手にゴールを決めている。

「髪の長い若者がゴールを決めたんだよね。(パオロ・)マルディーニを(ファビオ・)カンナヴァーロがかわして、そこからのロングボールから始まった素晴らしいプレーによるゴールだった。僕はターンしながらボールを受けて、ボレーでゴールにつなげたんだ。すべてが美しかったよ。イメージしていたとおりのことができたんだ」

そのクレスポは、24日の対戦について、次のようにコメントしている。

「パルマはこの数試合で、何も相手に譲らない、とてもシニカルなチームへと戻った。組織立ったチームで、僕らは大きく期待しているよ。もちろん、相手はタイトルを争う、非常に優れたクオリティーを持ったチームだけどね」

クレスポはパルマに移籍してから、まだゴールネットを揺らしていない。得点が待たれるところだが、本人は「僕はキャリアを通じてずっとゴールのことを考えてきた。今は得点がないけど、僕が加入したとき、トンマーゾ・ギラルディ会長に求められたのは、勝ち点と勝利だったんだ。それは手にしてきたよ。ゴールはそのうち決まるはずさ」と語っている。