4月20日付けの時事通信によると、日本プロ野球組織が20日、事業委員会を開き、昨年赤字を計上しているアジアシリーズについて議論したが結論には至らなかった。
そのシーズンの日本一チームを含むアジア四カ国が対戦するアジアシリーズ。
見直しを図られている状況で、続けていく意味はあるのだろうか?

日本シリーズの勝者チームと、韓国・台湾・中国の計4チームで行われるアジアシリーズ。
アジアNo1を決めようという大会だが、昨年は数億円の赤字を計上した事で、見直しが迫られている状況だ。
場合によってはアジアシリーズをなくす方向で話が進む事も考えられる。
清武委員長(巨人球団代表)は、黒字化ではなく現状のままにはしておけない事を強調しているがはたして?

そもそもアジアシリーズは野球ファンに望まれているのだろうか?
アジアの四カ国では、日本と韓国が実力を持っており、台湾は遅れをとっている。
中国にいたってはまだまだ通用しないレベルだ。
実質、日本と韓国の対戦となるわけだが、国民感情として盛り上がる分にはいいが、それによって赤字を出しているようでは意味がない。
プロ野球人気の回復を図る上で必要なのは年に一度、日本一チームがアジア各国と戦う試合ではないと思うのだが……。

(編集部:林 裕之)

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【参照】
時事通信

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