ジェノアのMFチアゴ・モッタ(26)の代理人ダリオ・カノービ氏が先日、モッタのASローマ移籍の可能性を示唆した。この発言に対しジェノアのエンリコ・プレツィオージ会長が怒りをあらわにした。

「代理人が己の利益のために選手を移籍させようとする姿勢には憤りを感じる。ライオラ(インテルのイブラヒモビッチやマクスウェルの代理人)などの言動からも彼らの思惑は明らかだ。我々とモッタの関係は良好だ。彼は我々の環境を気に入っており、我々の関係は長く続くと確信している」とプレツィオージ会長。

一方、インテルが関心を持っていると報じられているFWデイエゴ・ミリート(29)については「我々との契約が残っており、移籍は認めない。インテルからのオファー内容が非常に興味の持てるものであれば、話し合いの場に付く可能性はある。しかし、現状ではミリートを手放さないというのが我々クラブ側の見解だ」と明かした。