「イマイチよくわからないんで、もっと詳しく説明していただけますか?」

なにがわからないの…?
どこを詳しくやればいいの…?

回答する方も困るのです。

有効な質疑応答に大切なのは、質問者が出来る限り自らの情報を開示すること…というより、その姿勢そのもの、では。

本投稿記事は、毎日更新中のZ会ブログ
http://www.zkaiblog.com/histaff/
の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。


もうすぐ新学年、Z会でも体験授業や講演会などが百花繚乱(!?)です。
▼Z会の教室・春の特別イベント
http://www.zkai.co.jp/juku/season/index.asp


僕も以前、高校数学の教材編集業務に携わっていた頃、この時期や夏休み、イベント会場へ赴いていました。
また、今の仕事(Web関係)になってからも、いろいろ講演会に出かけさせていただき、聴衆の皆さんと対話する機会もたくさんあります。
▼プロフィール(僭越ながら…)
http://www.insightnow.jp/profile/515


イベントや講演会では、たいていが、来場者から直接質問を受ける機会がありますよね。
たとえば高校生の皆さんから学習相談(当時は数学を中心にした)を受けるわけです。
このとき


「ベクトルがイマイチわかりません。どうすれば理解できますか?」
「計算のスピードをあげたいんですが、イマイチうまくいきません。うまくやるコツってないですか?」
「イマイチ勉強に集中できなくて困っています…」


などという相談を受けるのですが

“イマイチ”

この言葉を使う人には、こちらも“イマイチ”な回答しかできないんですよね…
あるいは、最もその方にとって有効な回答を提供するのに「聞き出す」時間がとってもかかってしまいます。
#もちろんこちらは教育企業に勤めるプロですから、現在の状況をどんどん探るため、質問をどんどん返すわけですけど。



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