岡見はUFCで半年振りの白星となるか? タイトル戦線再浮上に負けられない戦いだ

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いよいよ今週末、20日(土・現地時間)に開催が迫ったUFC77「HOSTILE TERRITORY(敵陣)」。メインでリッチ・フランクリンの挑戦を受けるUFC世界ミドル級王者アンデウソン・シウバにとって、USバンクアリーナのあるシンシナティは、フランクリンの地元で、会場は彼のサポーターで埋め尽くされることが予想されている。タイトル名通り敵の陣地の真っ只中で戦うことになる。

昨年10月にアンデウソンに王座を奪われたフランクリンにとって、地元の声援は何よりも大きな武器になることは間違いない。

6月にそのフランクリンとの挑戦者決定戦の意味合いを持つ一戦に敗れた日本の岡見勇信が再起を掛けて当大会でジェイソン・マクドナルドと対戦する。既にシンシナティ入りを果たし、現地で計量を待つ身である岡見。これまでのUFC出場時よりも、約2kg重めの体重で現地入り、最終調整を行っている。米国についてすぐにズッファ関係者の立会いの下、体重のチェックがあった際には6kgオーバー。関係者から「いつもしっかり落としてきてくれるから、問題ないね」という言葉を受けたという。