第39回「IDOL×IDOL STORY!」/鈴原希実のネガティブな性格がちょっとだけ明るくなる本

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夢を追うこと。
何かに挑戦することってすごく勇気がいることだと思います。
私は基本的に新しいことに挑戦することが苦手な性格で、ご飯も期間限定より、いつも食べている間違いなく美味しいと知っているものを選ぶことが多いです。
なので、たまにそんな自分がオーディションに挑戦して、今このお仕事をしているというのが不思議で仕方なくなる瞬間があるんです。
でもそんな保守的な私が絶対にやってみたいと思って飛び込めるのですから、「勇気」と「好きの気持ち」って本当にすごいなと改めて思います。
あらすじは、自分には才能がないと夢を諦めた元アイドルの美海と、美海に憧れていた現役アイドル・依吹。
ひょんな出会いから二人は一緒にサバイバルオーディション番組への出演を目指すことに!
一度は諦めかけた夢を再び追いかけ、サバイバルアイドルオーディションに挑む少女たちの青春ストーリーです。
私自身もオーディションを受けてこの世界に飛び込んでいるので、その点でもすごく共感できたり感情移入してのめり込んでしまう魅力的な作品なのですが、個人的にこの作品は、登場人物の魅力が凄まじいなと思うんです。
私が特に魅力的だなと思うのは、元アイドルの美海。
美海はあるきっかけがあり、1度アイドルの夢を諦めているのですが、そんな彼女が再びアイドルをやろうと思う描写が凄く運命的で素敵なんです。
でも、私の思う彼女の1番の魅力はずばり「人間性」だと思いました。
もちろんビジュアルやスキルもなのですが、私は彼女が登場したときの圧倒的安心感。
ついて行きたくなる、この人と一緒にこの先頑張っていきたいと思わせる力みたいなものをすごく感じて。
この作品の中でも、美海は色んな試練があって中にはそれは無理難題では?と思ってしまうようなことも沢山あるのですが、その度にその周囲の気持ちをゆるやかに解くような優しさと温かさで、問題解決に導く姿が私は本当にかっこいいなと思いました。
他にもすごく歌が上手な子やダンスが上手な子、引っ込み思案な子から、自信満々に見えて知られざる過去がある子など、とにかく個性豊かなキャラクターが次々登場します。
そして、最初は沢山いるなぁと思っていても、話が進むにつれていつの間にか全員覚えて好きになっているんですよね。
そういった部分も、リアルタイムでその番組を見ているような臨場感があって楽しいポイントだなと思いました。
前に進む勇気が欲しい人、自分の真っ直ぐな気持ちを信じたい人、今色々なことを迷っている人にもぜひ読んで頂きたい1冊になっています!
ぜひ手に取ってみてください。

