佐野勇斗「きみむて」苦戦の意外…目黒蓮の足を引っ張った過去と俳優としての潜在視聴率の低さ
松本若菜(42)主演の『君の好きは無敵』(TBS系)が苦戦を強いられている。女優として旬の松本と、トップアイドルМ!LKの佐野勇斗(28)を初共演させたことで好視聴率も期待されていた『きみむて』は、7月14日放送の初回視聴率こそ5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したものの、第2話からは4%台前半に落ち込んでいる。若年層が多く利用しているTVerの"お気に入り登録者数ランキング"もベスト10に届かず、第11位(8月18日現在)に甘んじている。
【もっと読む】佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ
今、最も勢いのあるМ!LKのセンターである佐野を起用しておきながらなぜこんな冴えない視聴率なのか。『きみむて』の想定外の状況に、芸能記者の間では、"俳優・佐野勇斗"の潜在視聴率の低さを指摘する声も聞かれる。
役者としての佐野のキャリアを振り返れば、主演を務めた昨年10月期の『ESCAPE それは誘拐のはずだった』(日本テレビ系)の平均視聴率も残念な3.9%に終わったし、23年7月期の『トリリオンゲーム』(TBS系)は、Snow Мanの目黒蓮(29)とバディを組んでしても5.5%の平均視聴率だった。
『トリリオンゲーム』は25年2月に劇場版が公開されたが、目黒が出演している映画の中でも興行収入成績は低い方で、SNSには《はやちゃん(佐野の愛称)がめめ(目黒の愛称)の足を引っ張っている》とまで投稿された。
「М!LKのファンの中心は"Y層"(13〜19歳の男女)で、中高生ないし10歳代の社会人が多いと言われています。業界内でのY層は、基本的に連続ドラマを観ない…興味を持たない層とみられていますから、いくら人気絶頂の佐野をキャスティングしても、高視聴率を期待するのは最初から間違っているんです。佐野には酷な話なのかもしれませんね」(テレビ関係者)
■佐野にオタクキャラを演じさせる演出側の問題も
また、別の芸能プロダクション関係者からはこんな声も聞こえてきた。
「佐野だけのせいではなく、演出の責任もあると思います。『きみむて』での佐野の役所が"オタクのキャラクターデザイナー"と聞いた時は首を傾げました。これまでの彼の役柄に多いのが、なぜかオタクキャラですからね。彼のファンが観たいのは、心臓の鼓動が激しくなるようなディープなラブストーリーのような気がするんですよ。これは佐野を売っていく上での、所属事務所の戦略でもあるのかもしれませんが、非常にもったいないような気がしてしまいます」
アイドルグループのセンターと、役者の両立は難しいのかもしれない。だが佐野は、これからの可能性を感じさせるだけに、"俳優・佐野勇斗"を最大限に魅せられるような緻密な作品選びと演出の問題がクリアになれば大化けするかもしれない。"数字を持っていないアイドル俳優"を卒業する日は訪れるか。
(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)
◇ ◇ ◇
書道の才能があるうえ、英語の能力も高いという。関連記事【もっと読む】佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ…では、佐野勇斗の多才ぶりについて伝えている。

