「大谷翔平がいても勝てない」ドジャースに異変 9試合で投打崩壊、米メディアが「深刻な問題」と指摘
2年連続ワールドシリーズ王者のドジャースに、シーズン中盤で異変が起きている。米『Sports Illustrated』は、現在のチームについて「単なる一時的な連敗ではない」と分析。直近9試合で8敗を喫し、投打ともに大きく調子を落としていると指摘した。
ドジャースは7月30日以降、9試合で1勝8敗。これは2017年以来となる苦しい成績で、後半戦に入ってからは9勝12敗となっている。投手陣はこの9試合でMLB全体ワーストのfWAR「−0.5」を記録。防御率5.47、FIP5.85、被本塁打率2.09本/9イニングもリーグ最下位となった。
主力にも異変が見られ、直近9試合のwRC+はフレディ・フリーマンが93、テオスカー・ヘルナンデスが72、マックス・マンシーが51、ムーキー・ベッツが24、トミー・エドマンが0。一方で、大谷翔平は154、カイル・タッカーは195と好調を維持している。
投手陣ではエドウィン・ディアスの不振も象徴的だ。直近3試合で2イニングを投げ、4失点、2本塁打を許して2度のセーブ失敗。防御率は18.00まで跳ね上がった。
もっとも、ドジャースが持つ戦力を考えれば、現時点で過度に悲観する必要はない。トレード期限には先発左腕タリク・スクーバルも獲得しており、シーズン全体では依然としてワールドシリーズの有力候補だ。
それでも米メディアは、これまで「盤石」に見えたドジャースが、今季初めて「必ず勝つチーム」には見えなくなっていると指摘。大谷らスター選手を擁する王者に、まさかの不安が漂い始めている。
