J1リーグ第1節 FC東京 1-5 町田
19:06キックオフ 味の素スタジアム 入場者数36,336人
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町田がボールをつないで攻める。FC東京がロングパスでディフェンスの背後を狙う。お互いの特長が裏返ったような展開で始まった試合は、マルセロ・ヒアンの粘り強さが目立つFC東京が先制した。5分、ロングパスを佐藤恵允がヘディングで繋ぎマルセロ・ヒアンが谷晃生を破る。だが、27分、ペナルティエリアまで攻め上がった中山雄太が落ち着いてマークを外し、クロスを送るとミッチェル・デュークが同点とした。ところが38分、橋本健人が一発退場になると様相が一変する。

そもそもここまでで両チームともオーバーペース。開幕ということでペース配分がうまくなく、しかも気温の高さが影響して選手は30分過ぎから足が止まりがちになった。そこで1人減ったことでFC東京は消耗がより目立つようになる。前半アディショナルタイムにこぼれ球を明本考浩が押し込んでリードを奪い、51分に相馬勇紀がFKを決めたところで勝負あり。その後のFC東京はますます動きが鈍くなって最後は1-5でタイムアップとなった。

長友佑都が現役継続を発表した直後の大敗は、試合中に落ち着かせることのできるベテランの必要性が感じられる展開だった。

森雅史(もり・まさふみ)
佐賀県有田町生まれ、久留米大学附設高校、上智大学出身。多くのサッカー誌編集に関わり、2009年本格的に独立。日本代表の取材で海外に毎年飛んでおり、2011年にはフリーランスのジャーナリストとしては1人だけ朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の日本戦取材を許された。Jリーグ公認の登録フリーランス記者、日本蹴球合同会社代表。2019年11月より有料WEBマガジン「森マガ」をスタート