【ラグビー】エディー日本 豪州初撃破まで一歩届かず…SO伊藤初トライ収穫も最少得点差の惜敗
◇ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2026 日本 32―35 オーストラリア(2026年8月8日 東大阪市花園ラグビー場)
世界ランキング10位の日本は、同8位のオーストラリアに32―35で敗れた。2度のW杯優勝を誇る強豪を過去最少得点差にまで追い詰めたが、通算8度目の対戦でも初勝利に届かなかった。代表デビューから4戦連続先発のSO伊藤龍之介(21=明大)に初トライが生まれるなど収穫もあったが、終盤は決定機をスコアに結びつけられず。15日に豪タウンズビルで行われる第2戦でリベンジを図る。
10点差で迎えた後半38分、LOディアンズのトライとゴールが決まり3点差。立ち見席までファンに埋め尽くされた花園のボルテージは最高潮に達したが、再開後の攻撃で途中出場のFLリーチが落球すると、大きなため息が漏れた。昨年10月の対戦では15―19。過去最少得点差を4から3に更新したが、またしても金星を逃した。
エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「22メートルライン内に入った回数は10回。相手も10回。進入して、どれだけスコアにつなげられるか(が重要)」と話した。トライ数はわずか1差。「基礎スキルに尽きる。重要な場面でミスをした。戦術に間違いはない」と決定力の差に敗因を求めた。
収穫もあった。前半12分には7月の3連戦を通じて指揮官から「もっとランしてほしい」と積極性を求められたSO伊藤が、自ら防御ラインを切り裂いて代表初トライ。3分以上もインプレーが続く我慢比べを制し、伊藤も「日本のフィットネスが上回った」と仲間に感謝。後半も同様のプレーができれば、勝利は近づくはずだ。
1週間後はこの日の最高気温が23度だった敵地に乗り込む。「来週は環境が変わる。速いラグビーになる」とジョーンズHC。3点差まで迫った日本の真価を問われる一戦となる。

