日本帰化宣言の韓国人YouTuber「デボちゃん」 謝罪投稿もやまぬ批判
韓国人YouTuberのデボちゃん(本名:チョ・デボム)は7月30日、自身のYouTubeチャンネルで日本への帰化を宣言した。「7年前から日本人になりたいと言ってきた」「韓国国籍を放棄する」と語ったが、動画内で批判のコメントが続出。該当の動画を削除し、8月1日には謝罪動画を投稿した。
謝罪動画では、「ふざけながら帰化の報告をした。真面目に話すべきだった」と反省。日本の帰化制度が4月から変わったことに触れ、ChatGPTからの返答をもとに「5年で帰化できる」との誤った情報の拡散に対しても陳謝した。
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デボちゃんは「韓国人先生デボちゃん」というYouTubeチャンネルを2018年に開設し、活動を開始。「韓国人なら絶対喜ぶ行動」「日本に来て驚いたこと」「初めて納豆を食べてみた」などの動画を投稿し、親日韓国人YouTuberとして一部から支持を得ていた。
当時は政治的な発言を行わなかったが、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権下の2022年からチャンネルの方向性が変わり、右翼思想の主張を広めるようになった。「中国人が韓国で臓器売買や選挙介入などを行っている」「中国人のビザを免除してから、韓国人の行方不明者が続出している」など、日本語と韓国語で根拠のない主張も展開した。
デボちゃんを含めた「極右系韓国人YouTuber」の影響力は、日韓で右翼思想を持つ人らに影響を与え、根強いファンを獲得。2024年12月3日の尹大統領(当時)による非常戒厳の宣布は、尹大統領が彼らの主張をうのみにし、中国人に対する危機感を持ったからとも言われている。
現在放映中のドラマ「VIVANT(TBS系)」でドラム(演・富栄ドラム)の声を担当する声優の林原めぐみも、2025年6月のブログでデボちゃんら「極右系韓国人YouTuber」のことを、「真実を教えてくれるYouTuber」だと紹介。突然政治的な発信を行った林原に対しては、陰謀論と外国人差別を助長するとして、日本国内外のファンらからの批判が相次いだ。
2025年11月、韓国の警察庁はデボちゃんに対し、虚偽情報の拡散などへの本格的な捜査を実施すると発表した。2026年2月には電気通信基本法違反で書類送検され、6月には起訴された。韓国の電気通信基本法は、偽情報やフェイクニュースなどを取り締まる法律で、3年以下の懲役、または3000万ウォン(約350万円)以下の罰金が科される。
帰化申請の宣言は、国籍を軽々しく放棄することに怒る韓国人、帰化制度を嫌悪する日本人だけでなく、事実無根のデマで悪影響を受けた中国人も、SNSで批判をしている。謝罪動画では自身について「売国奴YouTuberとしてどこでも嫌われている」と話しているが、嫌われている原因を改めて振り返り、今後どのように活動するのか、考え直すべきだろう。

