■次は、沙我さんを紹介して下さい。

虎:沙我くんと言えば、負けず嫌いで成り立ってる(笑)。

ヒロト:全てにおいて。

将:それで鼻も高くなっちゃった。

ヒロト:人より高くないとね。

■これだけは他のメンバーに負けないというのは?

将:全てに対してそう思ってるよね。例えば、ライブで虎氏がかっこいいパフォーマンスをして、お客さんが「ワーッ!」ってなると、なんか沙我くんが後ろから出てくるんですよ(笑)。

沙我:俺は全てにおいて、最初から勝つとダメなんですよ。一回負けて、そこから這い上がるのが好きなんですよ。

ヒロト:お前は、サイヤ人か!(笑)

沙我:差があって、それを埋めていく。で、超えるのが好きなんですよ。

将:だから名前が、沙我(差が)。

将以外:あっ…(苦笑)。

■普通、リズム隊って一歩下がった立ち位置が美学だったりしません?

Nao:違う意味で、一歩抜きん出てるけど。

沙我:え?

Nao:割とキレてる方じゃん。

沙我:どういう意味だよ!

Nao:ほら。

一同:(爆笑)。

沙我:リズム隊は、今まで誰も手を出さなかった所を、切り開く力があると思います。

将:いい意味で、空気を読んでない。

ヒロト:切り開いて、一人で落ち込んでいる(笑)。

沙我:もうすでに今、そういう状態なんで(笑)。「俺が行かなきゃ!」っていう何かがあるんですよね。「やべっ、この空気は俺が変えないと!」って。で、別に変えなくてもいい空気だった、みたいな。空気を読みすぎて、実は読めてないんですよ。

将:全体的によく分からない紹介になってきたね(笑)。

■では、虎さん。

Nao:ツートーン。

沙我:見たまんまじゃねーか(笑)。

■割とコロコロと髪型を変える方ですか?

ヒロト:一番キャラチェンジが多いですね。

虎:うちの母親に、「髪の毛をコロコロ変える男は、浮気性だからヤメなさい!」って言われるんですけどね。

■でも、実際は違うとか?

虎:どうなんだろうね?

虎以外:…(沈黙)。

虎:お前ら、なんで黙ってるんだよ!

虎以外:…い、いや、そんなことない。そんなことないよ。

■なんか今、言わされた感が…。

将:確かにその場にずっと留まってる感じじゃない。虎というだけあって猫科な感じで、気まぐれでプイっと行っちゃう。

ヒロト:気付くと、サァーっていなくなってたり。

将:仕事が終わって、解散場所で「お疲れー!」「あれ、虎は?」「帰った」みたいな。早いんですよ。

■団体行動が苦手?

虎:かもしれないですね。

将:以前は本当に一匹狼感があったんですけど、今は全然。アリス九號.の中でどんどんバンド感が強くなってきてるので。

虎:最近ゲームをやるようになって、ちょっと共感が(笑)。

■食わず嫌いなんですかね。

虎:結構、そうですね。

将:昔は全くやらなかったのに、最近やり始めると誰よりもスゴイんじゃないかと。

ヒロト:いち早く新しいゲームを見付けて来て。

Nao:バンドに広めようとする(笑)。

将:あと、モノマネが尋常じゃなく上手いですね。

■聞いてしまったからには、やって頂かないと。

虎:いやいや!文字になったら分からないじゃないですか(笑)。

■得意なモノマネは?

ヒロト:割と一回見たものはすぐ出来ちゃう。

将:運が良ければ大体、ライブのアンコールで見れたりするので、観たかったらライブに。

虎:テンションが高い日はやります。

将:音楽的に、ちゃんと音程とかを認識して真似してて。モノマネってそういう認識じゃなかったので、すごく勉強になりますね。

虎:俺、別にモノマネ芸人じゃないんですけど(笑)、モノマネって音程と口元さえ真似すると、声質が似てなくても、絶対に似るんですよ。

将:口元を真似するというのは、顔で声が決まるのと通じているし、音楽的だなと。

虎:俺はなんで真似するのが好きなんですかね?

将:意外と器用。

沙我:読売ジャイアンツでいう元木みたいな感じかな。

沙我以外:…(沈黙)。

沙我:あれっ?

将:元木って微妙だなー。流し打ちが上手い…。