メッシの異能を分析した“敵将”トゥヘル監督、笑顔の大演説「もしパターンを封じたとしても…」
イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督が14日、北中米W杯準決勝アルゼンチン戦の前日会見に出席し、今大会8ゴールで得点ランキング首位タイを走るFWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)への警戒を口にした。質問に応じる形で一度は「語る言葉がない」と切り出したものの、結局は約4分間にわたる大演説でその凄みを表現していた。
トゥヘル監督は前日会見の場で、ボリビアの記者からメッシについて質問された。冒頭では「彼がこの大会でどのようにプレーし、チームを牽引しているかは信じられないほど素晴らしい。私には語る言葉がないし、私に語る資格があるだろうか。彼がこの大会でも示している責任感、クオリティに対して残せる言葉がない」と称賛の言葉を口にしたが、アルゼンチンのチーム内におけるメッシの振る舞いに着目しながら仔細な分析を披露した。
「彼らは短期決戦において経験豊富で、彼らは選手たちのグループ、コアなグループを一定に保っている。また非常に経験豊富で優れた監督もいて、彼らは長期間一緒にやっているため、ピッチ中央でプレーするのを好むことが分かる。彼らはショートパスを好み、常にギャップを探し、ギャップの間でプレーしている。そしてレオ・メッシがボールを持つと、彼ら(チーム)の動きが始まる。その上でメッシの配球力、テクニックは絶対的な最高レベルにある。だから我々が気をつけなければならないことはたくさんあると思う」
その上でトゥヘル監督は「ただ、我々は我々のやり方でプレーするためにここにいる。自分たちのスタイルを押し付け、自分たちの強みを押し付けるためにここにいる。運を自分たちのやり方で手繰り寄せるためにここにいるんだ」と力説。「ハードルがどれだけ高くても、要求がどれほど大きくても、それができる準備ができている」と力を込めた。
さらに別の記者からは「アルゼンチンの攻撃はメッシに大きく依存するが、ゾーンマークに近いアプローチをするのか、マンマークでついていくのか」という具体的な質問も上がった。これ対してにトゥヘル監督は「オールドスクール(古風)なマンマークを行うことについても考えていた。このアイデアを遂行するかどうかは分からないが、その選択は頭をよぎった」と明かした。
その上で終始笑顔を浮かべながら再び熱弁を始めた。
「誰もが彼が現れたいスペースを知っているが、試合を分析する限り、彼はピッチ上の誰よりも早く物事を見ているように思える。ボールが彼に入ると、彼はギャップを見つけ、左足に向かって2mくらいのスペースを自ら作り、とてつもない最高レベルの解決策を出してくるんだ」
そんなエースとの対決に「試合の中でパターンは見つけたが、もしそのパターンを封じたとしても、新たなパターンを見つけ、新たなパターンを創造してくるはずだ。それが彼のスーパーパワーなんだ」と苦笑いも見せたトゥヘル監督。最後まで「レオメッシのチームと対戦することはユニークなものだ。イングランドがアルゼンチンと対戦するのもユニークだ。ビッグトーナメントにおけるビッグマッチになる」と目を輝かせていた。
(取材・文 竹内達也)
トゥヘル監督は前日会見の場で、ボリビアの記者からメッシについて質問された。冒頭では「彼がこの大会でどのようにプレーし、チームを牽引しているかは信じられないほど素晴らしい。私には語る言葉がないし、私に語る資格があるだろうか。彼がこの大会でも示している責任感、クオリティに対して残せる言葉がない」と称賛の言葉を口にしたが、アルゼンチンのチーム内におけるメッシの振る舞いに着目しながら仔細な分析を披露した。
その上でトゥヘル監督は「ただ、我々は我々のやり方でプレーするためにここにいる。自分たちのスタイルを押し付け、自分たちの強みを押し付けるためにここにいる。運を自分たちのやり方で手繰り寄せるためにここにいるんだ」と力説。「ハードルがどれだけ高くても、要求がどれほど大きくても、それができる準備ができている」と力を込めた。
さらに別の記者からは「アルゼンチンの攻撃はメッシに大きく依存するが、ゾーンマークに近いアプローチをするのか、マンマークでついていくのか」という具体的な質問も上がった。これ対してにトゥヘル監督は「オールドスクール(古風)なマンマークを行うことについても考えていた。このアイデアを遂行するかどうかは分からないが、その選択は頭をよぎった」と明かした。
その上で終始笑顔を浮かべながら再び熱弁を始めた。
「誰もが彼が現れたいスペースを知っているが、試合を分析する限り、彼はピッチ上の誰よりも早く物事を見ているように思える。ボールが彼に入ると、彼はギャップを見つけ、左足に向かって2mくらいのスペースを自ら作り、とてつもない最高レベルの解決策を出してくるんだ」
そんなエースとの対決に「試合の中でパターンは見つけたが、もしそのパターンを封じたとしても、新たなパターンを見つけ、新たなパターンを創造してくるはずだ。それが彼のスーパーパワーなんだ」と苦笑いも見せたトゥヘル監督。最後まで「レオメッシのチームと対戦することはユニークなものだ。イングランドがアルゼンチンと対戦するのもユニークだ。ビッグトーナメントにおけるビッグマッチになる」と目を輝かせていた。
(取材・文 竹内達也)

