左シャドー候補の鈴木。ブレイクなるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 北中米ワールドカップに臨む日本代表について、大きな話題のひとつになっているのが、“空白の左シャドー”をどうするか。南野拓実に続き、三笘薫が負傷し、2人を招集できない状況となり、その話題が一気にクローズアップされた。

 そのなかで虎視眈々と主役の座を狙っているのが鈴木唯人だ。5月初旬の右鎖骨骨折で一時はW杯メンバー入りも「不透明」と報じられたが、懸命のリハビリを経て事前キャンプ地のモンテレイに入ると「フィジカル的に100%」の状態になった。

 モンテレイでの練習4日目(6月6日=日本時間7日)、囲み取材に応じたこのアタッカーは「思ったよりも良い感覚」と手応えを語りつつ、“空白の左シャドー”について言及した。

「シャドーの部分では色んな話が飛び交っていますが、僕自身プレイヤーとしてはすごくチャンス。ワールドカップで力を示せば、もっと色んな景色が見えてくると思って。良い舞台にしたいし、やれる自信はあるので、思い切ってプレーしたいです」
 
 練習を見る限り、優れた推進力と滑らかなターンは健在だ。

「僕自身はライン間で受けてクリエイトするところが特徴なので、特別オランダだからというわけではなく、そうした強みを出していければいいかなと思います」

 “空白の左シャドー”を託される切り札となるか。24歳の鈴木が、ワールドカップで自身の価値を証明しようとしている。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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