山本由伸だけじゃない…台湾が警戒する「オリックス・ライン」 第2先発の左腕から「変化球に素早く順応できるか」【WBC】

台湾戦での第2先発の可能性が浮上している宮城大弥(C)産経新聞社
第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を狙う侍ジャパンは、3月6日に東京ドームで台湾との初戦を迎える。台湾の日刊紙『今日新聞』は、日本が先発の山本由伸(ドジャース)だけでなく“二段構え”で台湾戦に挑んでくる可能性を報じ、警戒感を強めている。
【写真】大谷翔平らが投稿した大阪の決起集会の超豪華メンバーを見る
同紙は日本メディアの予測を引用。「日本の首脳陣は最強布陣を敷く計画で、ドジャースのエース・山本由伸を先発に立て、オリックスの左腕・宮城大弥を『第2先発』として投入するプランが浮上している」と伝えた。新旧“オリックスのエース”によるリレーは、日本が予選初戦を確実にものにし、連覇へ向けて好スタートを切るための最適解と位置付けられている。
WBCは球数制限が設けられているため、「山本が規定の球数を投げ終えた後に、宮城へスイッチする形が有力視されている」と説明。宮城は2月27日の「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026」中日戦で3回無失点と好投。安定感と状態の良さが、この構想を後押ししている。
さらに、「右のエースから左のエースへとつなぐこの布陣は、山本の速球とフォークで打者のタイミングを崩し、その後に宮城の精密な制球と緩急で揺さぶりをかけることができる。台湾の打者にとっては適応の難度がさらに高まる」と分析した。
特に宮城については、2019年U18ワールドカップで台湾に敗れた過去にも触れた。「当時は先発5回3失点で敗戦投手となったが、7年を経て日本球界屈指の左腕へと成長した。今回がトップレベルの国際大会で台湾と対戦する初の機会となる可能性があり、“雪辱戦”としても注目される」と報じている。
そして台湾側の課題として、「山本の155キロを超える速球にどう対応するかに加え、宮城の鋭い変化球に素早く順応できるかが、東京ドームで突破口を開けるカギになる」と強調。単に日本のエースを攻略するだけでなく、継投後の“変化”にいかに対応できるかが勝敗を分けるとの見立てだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
