「洗濯物は畳まない」が正解だった。子ども3人家庭、「洗面所の収納」を見直して暮らしが好転
家族みんなが使いやすい、洗濯物収納や洗濯後の動線の見直しアイデアを紹介します。教えてくれるのは、片付けの訪問サポートも行う整理収納アドバイザー・木村充子さん。ここでは、木村さんが10代の子どもが3人いる家庭に片付けのお仕事で伺い、洗濯物の悩みを解決した「バスタオルの選び方」や「畳まない収納」のアドバイスについて、詳しく語ります。

「スモールバスタオル」で洗濯物のかさを減らす

家族が多いと、洗濯物の量も増えます。私が整理収納アドバイスで伺った50代ご夫婦のお宅では、10代の3人のお子さんたちが頻繁にシャワーを浴び、そのたびに新しいバスタオルを使うため、洗濯物の量が膨大でした。
そこで、洗濯物のかさを減らすため、バスタオルを「スモールバスタオル」に変更しました。小ぶりですが、体をふくには十分なサイズです。
かさが減ることで、洗濯機に入れる量だけでなく、干すスペースや収納場所も少なくてすみます。また薄手のため、「なかなか乾かない」という冬場の悩みも解消します。
「マイタオル」の枚数と定位置を決める

このお宅では、シャワーを浴びたあと、お子さんたちが使用後のタオルをリビングや自室に置きっぱなしにするのも悩みの種でした。
そこで、それぞれのタオルの色を分けて2枚ずつもつ「マイタオル方式」を採用しました。2枚という枚数は、ご家族で話し合った「管理できる枚数」です。

あわせて、洗面所内にそれぞれが使ったマイタオルをかける定位置を設けました。
「だれのタオルなのか」「自分のタオルが何枚あるのか」「どこに戻せばいいのか」をはっきりさせたことで、マイタオルを「使ったらかける、乾いたら使う」というサイクルが回るようになり、置きっぱなしが解消しました。
「放り込み収納」と「つるす収納」を洗面所で完結

こちらのご家庭では洗濯乾燥機を使用しており、これまではご両親が乾いた洗濯物をリビングへ運び、畳んでから、お子さんたちに自室へ戻すよう促していました。しかし畳んでも放置され、ソファの上は常に洗濯物の山でした。
そこで、洗面所から出さずに衣類を収納できるように、タオルや下着、靴下の収納場所を洗濯機の向かい側に設けました。
採用したのは、サンカの「フロック・重ねて使える蓋付き衣装ケース 30・クリア」です。こちらを3段重ねて2列置き、乾燥が終わったら畳まずに種類ごと放り込むだけ。このケースは重ねたまま出し入れができるため、限られた洗面所のスペースでも場所を取りません。

さらに、天井からポールをつるして、ハンガーをかける場所をつくりました。シワになりやすい衣類をかけておき、そのまま自室のクローゼットに運んでつるすだけなので、これまでよりも片付けのハードルが下がりました。
洗面所から外に出す洗濯物を最小限にする仕組みを整えたことで「リビングのソファを洗濯物が占拠する問題」が解決しました。このような、ちょっとした見直しでも暮らしは大きく変わります。
