ドジャース世界一連覇の瞬間…カーショーは「出番だ!」と思っていた ベッツがホストの“座談会”で明かされた舞台裏

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優勝の瞬間はブルペン待機していたドジャース・カーショー(C)Getty Images

 米メディア『Bleacher Report』が配信元のポッドキャスト番組「On Base with Mookie Betts」が現地時間11月6日までに放送され、ホストを務めるムーキー・ベッツ他、ドジャースの複数選手が出演した。

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「今日は特別回。たくさんの仲間に来てもらいました。みんな、参加ありがとう。気分どう?」とベッツが尋ねると、世界一連覇の同僚たちは「最高だ!いつだってチャンピオンはやっぱり気分がいい」と声をそろえた。

 大激闘となったブルージェイズとのワールドシリーズを中心に、今季の振り返りのために、巧みに話を回していくベッツ。話題はクレイトン・カーショー“幻の登板”に移った。

 山本由伸が遊ゴロ併殺に仕留め、2年連続の世界一を決めた瞬間、カーショーは有事に備えて、ブルペンで投球練習をしていた。ベッツから「ブルペンで準備してたよね。あの時の話を聞かせてくれないか」と向けられると、今季限りで現役引退するレジェンド左腕は「実は優勝が決まった瞬間、俺は分かっていなかったんだ」と答えた。

「ブラッディ(ゲレーロJr.)が二塁打を打ったのは見えた。そこから急いで仕上げていて、コナー(アイザイア・カイナーファレファ)のバントも見ていない。(アディソン)バーガーが四球で出たのは見えた。で、(アレハンドロ)カークがゴロを打って、俺は『2アウト、同点だ。左打者の誰かが来る、出番だ!』と思っていた」

 百戦錬磨の37歳でも、冷静ではいられなかったのだろう。「そしたら、(ブルペンコーチの)バードが顔の前に来て『なんで投げるんだよ。終わった。優勝だよ!』って。そこで初めて『え、優勝?』理解した」と打ち明けた。

 これを聞いたベッツは「マジで“ゾーン”に入っていたんだね」と大笑い。続けて「引退後は何をするの?」と尋ねると、カーショーは「しばらくノープランだ。子ども4人で、もう1人が生まれる。多分それで忙しい。デカいバン買わなきゃ。大型バンって運転に免許が要るのかな?」と思案顔を浮かべた。

 ベッツから「何かやることを見つけたら?いっそパイロットになれば?」と壮大なプランを持ち上げられると、「お前みたいに趣味とか才能とかないんだよ。ギターも覚えられないし…野球して、子どもたちの面倒見てるだけさ。ギター?やってみても、ムカついて膝で折っちゃうだけだと思う」と“難色”を示し、笑いを誘っていた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]