広島の黄金ルーキー中村草太とは何者なのか。すでに公式戦5発、大ブレイクを予感させる逸材の魅力に迫る【インタビュー】
明治大で3年生時、4年生時と2年連続で得点王とアシスト王のダブル受賞。昨年の関東大学リーグMVPという個人賞を総なめにした肩書きを引っさげて、プロの世界に飛び込んできたアタッカーは、2月12日に行なわれたアジア・チャンピオンズリーグ2のナムディン戦(3-0)でデビュー2戦目にして、プロ初ゴールをマーク。さらに4日後のJデビュー戦となったJ1開幕節・FC町田ゼルビア戦(2-1)でも、途中出場から5分後にJ初得点を決めてみせた。
「まずは大学サッカーでやってきたことをプロの舞台でそのまま表現しようと考えています。4年間でしっかりと取り組んできて、自信を持ってプロの世界に入ってきましたが、こんなにすぐに数字に表れたことには自分でも驚いています。結果を出せているのはものすごく嬉しいですが、まだまだ課題はあります。これから自分の良さを消してくる相手も増えてくると思うので、少しずつ変化していき、もっともっと成長していこうと思っています。
ゴールが奪えているのは、チームのおかげだと感じています。自分の特長を出しやすい環境や雰囲気、お互いが自分の良さを引き出せる連係が広島にはあるので、僕自身も持ち味を出せています。チームメイトとのコミュニケーションも上手く取れていて、会話が一方通行にならないようにお互いに意見を出し合う。それがチームの強さにも表れているのかなと思います」
“大学ナンバーワンアタッカー”と称された中村には、多くのプロクラブが注目していたなかで、プロキャリアをスタートするクラブに広島を選んだのも、そんな自分の強みを最大限に発揮できる環境があったからだ。
「練習参加させていただいたときの雰囲気、プレーのしやすさに惹かれました。あとはチームスタイルが、明治大と似ている部分があるのでスムーズに入れる感覚がありました。ここなら自分の良さを活かせると思い、広島への加入を決断しました。とてもアグレッシブなチームですし、守備ではハイプレスをかけて、後ろはほぼマンツーマンで守っています。攻撃的なサッカーで、見ていても、実際にプレーしても楽しさを感じます。
