「東京ドラマアウォード2024」で主演男優賞を受賞した草剛

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 海外に売れる可能性が高いテレビドラマを表彰する「東京ドラマアウォード2024」が28日、都内で開催され、NHKの「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」で、主演男優賞を獲得した俳優の草磲剛が出席した。

 草磲は「本当に僕はテレビドラマで育てられた」とし「テレビドラマが大好き」と笑顔。「舞台や映画もすてきだけどテレビドラマならではの力というか、そういうものが頭から離れない。僕は何を言ってるんでしょうか」とありのままに受賞の喜びを爆発させた。

 この日の司会を務めた脚本家の三谷幸喜氏は、そんな草磲について「僕はこの方と何度も仕事してる」と紹介しつつ、自らが手がけ、草磲が香取慎吾と2人芝居に挑戦した舞台「burst!〜危険なふたり〜」のエピソードを披露。

 同舞台の本番中に突然、地震が起こったといい「スタッフさんもお客さんも香取さんも全員ヒヤヒヤしたけど、この方(草磲)はそれに気付かず、淡々と演技に集中されていて」と説明。「後で聞いたら『皆が騒いだのは分かったけど、自分の芝居に賞賛してくれてるんだと思った』と言ってました」と草磲の天然ぶりを明かし、笑わせた。