(c) 2024 Marvel

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(MCU)は、「ワンダヴィジョン」(2020)に初登場した悪名高き魔女アガサ・ハークネスを描くドラマシリーズ。ダークだが、ポップでキッチュな舞台セットも見どころの一つだ。第7話『死と手をつなぎ』のちょっぴりコワ~イ舞台美術の裏側について、クリエイターが明かした。

この記事には、「アガサ・オール・アロング」第7話『死と手をつなぎ』のネタバレが含まれています。

この記事には、「アガサ・オール・アロング」第7話『死と手をつなぎ』のネタバレが含まれています。

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マーベルのドラマ「アガサ・オール・アロング」は、魔力を失ったアガサがパワーを取り戻すために、謎の少年“ティーン”と魔女団らとともに「魔女の道」を旅し、試練を乗り越えていくシリーズ。第7話『死と手をつなぎ』では、ワンダ・マキシモフの息子ビリーであることが明らかになったティーンとアガサが試練の塔に到着する。

今回の試練のテーマは、リリアが主役となるタロットだ。アガサはオズの魔法使い、ビリーは『眠れる森の美女』のマレフィセントの姿に変わり、タロットの試練に挑んでいく。しかし、アガサもビリーもタロットを上手く扱い切れず、天井から吊り下がる剣が次々に落下し、2人が窮地に陥る展開となった。

この場面の床はチェス盤のようなデザインとなっていたが、クリエイターのジャック・シェイファーが米に語ったところによれば、その意図はないという。「そのままを模してはいません。市松模様の床は、こういった城のデザイン上の特徴だと思います」。

シェイファーが続けるところによれば、なんと落下してくる剣は本物だったそうだ。ピアノ線で吊るされた剣が落下して床に突き刺さる様子を撮るために、市松模様の床は木で出来ているのだという。

「剣が突き刺さる特別な床が必要だったんです。すべての剣が本物というわけではありませんが、主な剣は本物でした。落ちた剣は激しく突き刺さって、怖かったですね。」

剣が落下するシーンでは物凄い勢いで床に突き刺さり、一歩間違えれば非常に危険だ。キャストやクルーたちも恐怖を感じたに違いない。CGIだけでなく実用的な効果も取り入れることで、リアルで臨場感あるシーンとなっている。

全9話となるシリーズは「ワンダヴィジョン」にまつわる謎が次々に明かされ、佳境を迎えつつある。残された2話で、さらなるドンデン返しが待っていそうだ。「アガサ・オール・アロング」はで独占配信中。占星術研究家の鏡リュウジさんによるドラマの解説は以下より読むことができる。

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