スポニチ

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 中日・井上新監督が、去就が注目される守護神マルティネスと異例の残留交渉を行っていたことを明かした。自身がオーナーを務める名古屋市内の焼き肉店「極上松阪牛 樹一」に招くと、高級ブランド松阪牛を振る舞い全力慰留した。

 「“勝つために、お前の力が必要不可欠。残ってほしい”と熱意を伝えた」。海外メディアでソフトバンクなどが獲得に興味を示していると報じられるなど争奪戦は必至。球団は今季年俸2億円(推定)から数倍以上の好条件を提示し残留交渉に臨んでおり、指揮官の“直接出馬”で一層の誠意を示した形だ。

 「生肉がダメで、うちの売りの肉寿司は食べてくれなかったけど、タンやハラミが好きで“うまい、うまい”と、おかわりして。結構、食べてくれたよ」と手応え。最強守護神の胃袋をつかみ、引き留める。