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岐阜1区で当選確実となった野田聖子氏(自民)に話を聞きました。

【写真を見る】当選確実の野田聖子氏 無所属候補の“自民復党”どう考える?「させるのなら速やかに。させないのなら理由を言って距離を置くべき」【衆院選2024】

Q.まず当選確実になりました。今の心境から聞かせてください。
→ありがとうございます。今回、前回もそうだったんですけれども、私候補者自身が選挙区に1日しか入れず、あと皆さんの応援に回った選挙戦だったので、選挙で勝たせていただいたのは、私の不在をしっかりと守っていただいた自民党の議員団、そして講演会・支援者、友好団体の皆さんの私を信じてくれたお気持ちそのものだと思っているので、それをしっかり受け止めて、嘘のない政治、しっかりやっていきます。

Q.全国を回って感じた自民党への風というのはいかがでしたか。
→私が感じたのは2つあって、一つはやはり演説とかしているときに暴力的な言葉を吐く人たちが今回は多いなと。で、東京都の候補者の演説をしているときには暴れる方がいて、警察官が出動されたというのは、私にとって初めての経験でした。
あとは、地方回ってみると盛り上がりに欠けているのかなと。特にそのアンチ自民党という風でもなく、ただなかなか盛り上がらない、っていうことをよく聞きました。個人演説会でも人が集まりにくい。そんな感じで来てしまったかなと思います。

Q.盛り上がらなかった要因は何だと思われますか。
→一つには、解散総選挙が総裁選の後からというあっという間で急でしたし、ちょっと皆さん出遅れた感じがあったことと、二つ目はコロナ禍で前回選挙をしているので、集まらない選挙っていうのが前回ありましたから、そこがまだ引きずっているところがあるのかなと。あとは、やはり当初は野党がとても強いという何か反自公政権とか不記載の問題以外、自民党の政策に勝るっていうものが見えてこなかったんで大丈夫だろうという安心感もあったのかもしれません。

Q.今後自民党はどうしなければならない、どう生まれ変わらなければならないとお考えですか。
→とにかく今回どのくらいの成績が取れるかによるんですけれども、相当ひどければやはりこれまでのやり方を全て改める。派閥が今回不記載の元になった場所ですから、そういうのも一切廃止するとか。またこれからの後任のあり方も、きちっと私は以前きちっとやられた方なんで。そういうことを国民が理解するルール作りっていうのをしっかり取り組まなければならない。
何か難しいことをやるっていうことではなくて、国会内のテクニックに走るのではなくて、法的に大丈夫だとかいう問題ではなくて、人々にとってそれが不快かどうかっていうのをやっぱり…国民目線でルールを作っていかなきゃいけないっていうことを感じて、それをやっぱり強く言っていきます。

Q.今、お話にありました2005年の郵政選挙のとき野田さんは無所属で立候補して公認得られなかった。刺客候補も立てられました。ただ、ほどなく自民党に復党しています。今回の無所属で出た方々っていうのは、速やかに復党させるべきですか?どうお考えですか?
→これは私執行部じゃないんで、石破執行部の判断になると思いますが、(私は)そんな速やかでもなかった。1年ぐらいはいろいろ引っ張られて…我々いろいろつらい目に。とにかく岐阜市が当時は分断してしまったので、あの復党が長引いたことで非常に傷ついた人がたくさんいたことは事実なので、復党させるのなら速やかに。させないのなら、きちっと理由を言って距離を置くっていうメリハリをつけていただかないと、やはり地方にとっては、私自身もご迷惑かけた1人なんで、丁寧にやっていただかなければならないと思います。