10月27日に投開票が行われた衆議院議員選挙で、静岡3区から立候補し当選を確実にした立憲民主党の前職・小山展弘氏(48)が当選の喜びを次のように語りました。

【動画】「政党政治のそのもの、真価が問われる」小山展弘氏(立憲前)喜びの声=静岡3区【衆議院議員総選挙2024】

皆さん、本日はこの日曜日の夜という時間帯にもかかわらず、衆議院選挙のこの開票の受けての結果のこの集まりにお越しいただきましてありがとうございます。今回、本当に皆様のお力を持ちまして、とりわけ沢田選対本部長、また芥川選対事務局長はじめ、一人一人のお名前を申し上げていけばうキリがないんですけれども、とりわけ無所属の地方議員の皆様方に助けていただいて、そして連携をしながら、この最後の選挙というところでは、ネットワーク・輪を広げることができたのではないか。

また、これまでの数々のこの地方選挙で、それぞれのところでベストを尽くしてきたということが、今回のこのいろんな連携の良さにつながったんだと思っておりまして、本当に無所属の地方議員の先生方のおかげでもあると思っておりますし、またその無所属の地方議員の先生方を支えていただいている後援会、あるいは地域の皆様方のおかげだと思っております。全て皆様のおかげです。ありがとうございました。

またですね。私自身個人ということで申し上げれば、このいろんな方からご指導いただいて自分自身の訴える政策とか理念ビジョンといったことも多々いろいろな方からご指導いただいたり、教えをいただいてきました。この場にはいませんけれども、先輩議員、またこの高校の恩師、中学の恩師、そして大学の恩師、また議員になってからも、さまざまな面でご指導いただいた諸先輩方に御礼申し上げたいと思います。

とりわけ今回、「富国有徳」という言葉を使いました。私の恩師の山本武彦教授とともにですね。川勝平太教授にも、あえて教授と申し上げます。御礼申し上げたいと思います。ありがとうございます。ただですね、あの私はいつも思っておりますけれども、選挙結果というのは、当落の結果と票数の結果と2つの結果があると思っております。

いわゆる本当のというか、当落の結果とその中身だと思っております。この中身の部分については、まだ開票が完全にそろわないと今のこの当確というのも、この事前の出口調査とか世論調査をもとにしたものであると思っておりますので、かなり各社によってもばらつきがあります。恐らくかなり反省もしなきゃいけないこともあるんじゃないかなと思っておりまして、本来であれば前回と同じ得票数でなければ投票率の部分があると思うんですけれども、やはり前回と同じか、それを超えるものでなければ、しかもフォローの風も吹いているわけですので、相当やはり自分自身振り返って反省しなければいけないところがあると思っておりまして、また最終的な票数の結果を見るまでは、私は全ての結果が出揃ったということではないと思っております。

それでもですね。少し暗い話をしてしまったかもしれませんが、何といってもやはりそうはいっても当落というのも大きな結果ですし、20時にこの当選確実ということがいただけましたので、本当に今日お集まりいただいた皆様はじめ全ての応援していただいた皆様方のおかげです。重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。

それと、今後のことということで、芥川市議からお話がありましたので、もう一言だけ申し上げさせていただきたいと思いますが、選挙でも申し上げてきた、この議員立法、超党派で今やりかけのもの。とりわけ来年は国際協同組合年ということで、これに関する国会決議というのは皆様全員になじみがあるものではないかもしれませんが、これはもうすぐにでも案文もできておりますし、取りかかっていきたいですし、他党さんと今、食料安全保障の鈴木宣弘先生とも一緒につくっている議員立法なんかもこれも取り組んでいきたいと思っております。

ただ、今回報道調査などによりますと、与野党伯仲は伯仲なんですけれども、ただ与野党伯仲の状況になりますと、いい伯仲と悪い伯仲とあると思っていまして、これがお互いに与党と野党が一歩譲っていいものをそれぞれ意見を出し合って、いい意味で合意形成、いい妥協ができるという場合と、お互いに譲ることができなくて、国会が止まって空転をしてしまうというようなことも想定されます。

悪い妥協の方に行った場合には、これはまさにさまざまなものが決断できない政治と言われてしまったり、ひょっとしたら今ある全ての既存政党を否定するような、さらに危ないと言ってしまってはいけないんですけれども、それは過激なあるいは極端な動きというものが出てくるかもしれない。ですので、本当にこれからは予想通りの今見通しと言われている与野党伯仲の状況に本当になるんだとすれば、政党政治そのものが問われる、大変この政党政治の真価が問われるし、またこれに失敗をすると、本当にさらに極端な話、極端な流れが出てきてしまうかもしれないですので、これからなる方は与野党問わず大変緊張感を持ってピュアな気持ちで今だけ金だけパフォーマンスだけというようなそういうような議員さんは本当に慎んでいただきたいということも思います。

ちょっと最後は偉そうなことを言ってしまったかもしれませんが、そのように思っております。ありがとう重ねて御礼申し上げますありがとうございました。