後半19分、藤枝明誠・平井大都(左)がゴールを奪いハットトリックを達成

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◆全国高校サッカー選手権静岡県大会▽決勝トーナメント1回戦 藤枝明誠6―0浜松工(27日、藤枝総合サッカー場)

 4年ぶりの優勝を目指す藤枝明誠が浜松工を6―0で下して8強入りした。

 明誠は前半12分、DF鈴木凌誠(3年)のミドルシュートをGKがはじいたところをMF平井大都(3年)が逃さず蹴り込んで先制。前半アディショナルタイムの42分にMF波多野泰志(3年)のミドルで加点すると、同45分に平井が、波多野の右からの高速クロスに頭を合わせて浜工を突き放した。

 平井は後半19分にもFW水上大和(3年)のパスを受けてネットを揺らし、ハットトリックを達成。「練習試合で(3得点は)ありますが、公式戦では初めてです。3点目はいい感じで(守備を)崩すことができた」と声を弾ませた。